ライフ

メールで「返信不要」宣言し言い訳や反論をさせない上司存在

 社交辞令や大人同士の会話における言葉づかいを集めた『できる大人のモノの言い方大全』が売れていますが、ちょっとしたことでも言い方ひとつで事がうまく進んだり、そういかなかったりするのはよくあること。では、思わず腹立つ言い方とは……。OL5人が語り合いました。

ひろ(26歳・IT):私の上司って、仕事の頼み方ひとつなってないの! 人に残業させる時、「どうせ、暇でしょ?」って聞いてくるんだから。

あき(25歳・派遣):たとえ本当に暇でも、いっていい言い方と悪い言い方があるよ!

ちず(30歳・建設):かといって、「申し訳ないんだけど」とか「恐れ入りますが」とか慇懃無礼な上司もイヤ。

みか(29歳・メーカー):上司だろ、部下に仕事の指示するのが仕事だろっていいたくなる。

くみ(28歳・サービス):私は「ちょっといいかな上司」がイヤ! 口では「いいですよ」といいながら、腹の中じゃ「いいわけねーだろ」って呟いてる。

ひろ:なんで?

くみ:ただ単に、その上司が嫌いなだけかもw

ひろ:それよか、いつも頼み事が「至急」って人、いない?

くみ:いるいる。木曜日に「悪いけど、週末までにやっといて」とか平気でいってくるけど、あと1日しかないだろうって!

ひろ:ホント。ウチの課長も、メールの件名がいつも「緊急」か「至急」なんだけど、お前が仕事寝かせてるだけだろって!

あき:厚かましい系なら、私の上司にゃ勝てないよ。派遣先が名古屋本社の会社だから、名古屋弁コテコテの上司が「あんたよ~」って話しかけてくるの。しかもイントネーションが標準語の「あ→ん→た→」じゃなくって、「あ→ん↑た↑」って語尾が上がるとこが、小馬鹿にされてるようでムカつく

ひろ:私も、ちょっとのミスで責める上司に手を焼いてるから、よく分かる。「なんでできないんだ」「なんでこうしなかったんだ」って、それを監督するのがアンタの仕事だろって。

ちず:私は挑発的な物言いの上司が憎い! 上司のいうことをメモ取ったら、「書かなきゃ覚えられないのか!」。メモ取んなきゃ取んないで「ちゃんとメモ取っとけ!」って、どうすりゃいいんだって!

ひろ:「学校で習わなかった?」とか「今までどうやってたわけ~?」とか嫌味こいてくるオッサンも殺意湧くよね。

あき:私なんて、この間の残業中につい「あ~、疲れた~」っていっただけで、課長に「疲れてるのは皆一緒なんだよ!」って怒鳴られたんだから!

みか:ウチの後輩なんか、そういう嫌味上司には、「その言い方はないんじゃないんですか」って平気で言い返すからね。

ひろ:すっげ~。私は無理だ。

みか:普通は無理だよね。

ひろ:私の上司、怒りをメールでぶつけてくるからさ。しかも、毎回「返信不要」って書いてあって、言い訳や反論のチャンスを一切与えないの。

みか:私の上司なんてもっと陰険。その人、怒るとコンビニでお菓子買ってくるの。で、怒った相手以外に配るw

※週刊ポスト2013年5月3・10日号

関連キーワード

トピックス

『マモ』の愛称で知られる声優・宮野真守。「劇団ひまわり」が6月8日、退団を伝えた(本人SNSより)
《誕生日に発表》俳優・宮野真守が30年以上在籍の「劇団ひまわり」を退団、運営が契約満了伝える
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン
アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
「二度とやらないと思っていた」河北彩伽が語った“引退の真相”と復帰後に見つけた“本当に成し遂げたい夢”
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
《華麗なる小泉家》弟・進次郎氏はコメ劇場でワイドショーの主役、兄・孝太郎はテレビに出ずっぱり やっぱり「数字を持っている」プラチナファミリー
女性セブン
調子が上向く渋野日向子(時事通信フォト)
《渋野日向子が全米女子7位の快挙》悔し涙に見えた“完全復活への兆し” シブコは「メジャーだけ強い」のではなく「メジャーを獲ることに集中している」
週刊ポスト
1966年はビートルズの初来日、ウルトラマンの放送開始などが話題を呼んだ(時事通信フォト)
《2026年に“令和の丙午”来たる》「義母から『これだから“丙午生まれの女”は』と…」迷信に翻弄された“昭和の丙午生まれ”女性のリアルな60年
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト