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娘に「くさい」と言われる父親の慰め方を山路徹氏が助言

 数々の修羅場をくぐり抜けてきたジャーナリストの山路徹さん(51才)が、女性セブン読者のお悩みにアドバイス。今回は、娘に「くさい」といわれる夫をなぐさめたいという女性からの相談だ。

【お悩み】
 思春期になる娘が「お父さんくさいから、お父さんのあとのお風呂は嫌」と言うようになり、夫が落ち込んでいます。どうやってなぐさめてあげればいいですか?(44才・主婦)

【山路徹のアドバイス】
 これはむしろ、娘の成長を喜んであげればいいのではないでしょうか。確かに父親にとって娘はかけがえのない存在。拒否されたらつらい気持ちはよくわかります。

 思春期になると、人間は異性を意識します。身近にいる父親がその対象になるのは当然のこと。娘さんから嫌がられたことを否定的に思わず、「娘もそういう年頃になったんだなあ」と思うようにだんなさんに言ってあげてください。

 ただ、男性として愛すべき娘から「くさい」と言われるのは切ないですね。いくつになっても男女ともきれいでありたいもの。

 もう一段階、上の話をすれば、だんなさんに、“きれいな父親”になってもらうように仕向けてはいかがでしょうか。

 例えば消臭効果があるボディーソープをだんなさんのために買ってくる。直接、におい防止のためというとだんなさんもショックを受けるでしょうから、あなたも使ってみるんです。「これいいにおいがするからあなたも使ってみて」とか。その時、娘さんと一緒に選ぶといいですね。

 娘さんが「このにおい好き」と言えば、そのボディーソープを買う。娘さん好みの香りのお父さん、素敵じゃないですか。

 あとはスキンケアの方法も母と娘で教えてあげる。そこに親子のコミュニケーションも生まれそうですね。

 だいたい、体臭なんて人間が生まれもったもの。西洋人は体臭を紛らわせるために香水を作ったとも言われていますし。まずはあなたがだんなさんのにおいを否定しないことがいちばんです。あとはお風呂の順番は娘さんに譲ってあげること。それで家族が円満になるなら、いいじゃないですか。

※女性セブン2013年5月23日号

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