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2013.05.12 07:00  NEWSポストセブン

減量失敗30代女性記者 話題のコーチングダイエットに入門

播摩早苗さんのコーチングダイエットに30代女性記者が入門

 心理学を使って能力開発を引き出し、ビジネスを成功に導く「コーチング」。これを応用し、話題を呼んでいるのが「コーチングダイエット」だ。人材開発コンサルタントでプロコーチの播摩早苗さんが開発したこのメソッドは、数々のクライアントをダイエット成功に導き、さらにリバウンドが無いことでも定評があるという。そんなダイエットなら、ぜひとも試したい! 婚活もダイエットも連敗中のアラサー女性記者が播摩さんのコーチングを受けてみた。

――どうしたら痩せられますか? 早起きして運動をと思ってもつらいし、お肌のためには睡眠が大事だしと思っちゃいますし…。

播摩:まず、“お肌”という言い訳をわざわざ持ち出して、障害を乗り越えない理由を作っているのが失敗の原因です。早く寝れば同じ時間の睡眠は確保できるわけで、そこをしっかり見て、障害は自分のせいと認識して乗り越えていかないと。体重を管理しているのは脳なので、脳をだまして体を変えていくことが大事です。ダイエットをしていないんだと脳をだましながら、緩やかに体重を減らし、その体重をキープしていく。そうすると今度は脳がその体重を調整してくれるわけです。

――お肌も睡眠も言い訳なんですね…。脳といえば、強いメンタル力もカギですか?

播摩:そうですね。私がエグゼクティブのコーチをしていていつも思うのは、成功する人は、障害があるのは当たり前だと思っているんです。メンタル力が強いのは、乗り越えないことを他責にせず自責ととらえる。そのうえできちっと自分の葛藤に向き合うんです。

――ドキッとしました。でも、何かモチベーションが欲しいんですよね、ときめきとか…。

播摩:彼ができてから痩せようとするんじゃ遅いんじゃないですか。いいですか? ダイエットに魔法の方程式はないんです。まず、ちゃんと決心をしましょう。常に、ダイエットしなければならない理由を自分の意識下に置いていくこと、そして現状を見つめていくこと。スタートは目標の「明確化」で、これはもっとも大事です。つまり潜在意識への働きかけとして効果的なのは、到達地点とその到達イメージなのです。そして、仮に達成目標が大きかったとしても、これを食べるべきではないとか、ひと駅歩くべきであるとか、目の前の小さい選択を継続してしっかり行っていくことが重要になります。とにかく日々の積み重ねでしかダイエットの成功はない! では、何kg痩せたいですか?

――ズバリですか…。少なくとも5kg痩せたいですけど…。

播摩:5kgってことは、200グラムのバター25箱分の脂肪がついていることになります。では、5kgをどのくらいの期間で痩せましょうか?

――半年ぐらいでしょうか。1か月につきバター5箱分、1kgくらいならいけるかなと…。

播摩:バター何箱分が体に脂肪としてついてしまっているというように視覚的にイメージするとダイエットに弾みがつくでしょう。あとは「数値化」することも、大事なポイントですね。5kgは、半年で3万6000kcalを減らすことになります。そのためには、1か月6000 kcal、つまり1日200 kcalです。そのくらい簡単だと思うかもしれませんが、継続はなかなか大変です。運動と食事、つまり消費エネルギーと摂取エネルギーでバランスよく減らしていきましょう。食事のメニューや、毎日決まった時間に測った体重を記録して、これらをグラフにすることも潜在意識への働きかけとして有効ですね。では、太った理由を教えてもらえますか?

――記者という仕事柄、夜型生活の不規則な生活で遅い時間に食事をしたり、動かずにずっと座りっぱなしなのと…。実はこの2年で8kg太ったんです。

播摩:副交感神経が優位になり、太りやすくなる夜に食事をとってしまうことがもし原因だとしたら、そこに行動プランを持っていくことが合理的ですね。

――夜型の仕事は変えられないんですよね。食事を考えるか、朝早く起きて運動するとかはダメですかね…?

播摩:朝、運動するというのは、消費エネルギーを増やす方法としてはいいですね。交感神経を興奮させることは脂肪の分解を促進します。とにかく、体重を減らすためには「摂取エネルギーを減らす」か「消費エネルギーを増やす」かのどちらかしかないんですよ。どちらもせずに痩せたい、という願望でダイエット食品に手を出すのはお勧めできませんね。さてでは、何をやります?

――うーん、ランニングですかね…。でも、私、極度の面倒くさがりなんですよ。でもやるなら完璧にやりたいので、躊躇しちゃうんです。

播摩:それは、痩せたいという思いが弱いのかもしれないですね。それならしないほうがマシなんです。不要に我慢して飢餓感を誘発すると、逆に体脂肪まで蓄えてしまうことになります。脂肪備蓄モードになると、体はまず筋肉を落としますからプヨプヨになり、次にダイエットしたときに筋肉が少ないのでさらに痩せにくい体になっていて、ダイエットとリバウンドを繰り返すたびにダイエット効果が出ない体になりますから。

――やります! 半年で5㎏痩せて婚活も頑張らないといけませんから!

播摩:私のクライアントには、痩せる前から、25万円のフェラガモのスーツを買って、その後、見事に痩せた人がいます。裸を男性に見せられないからとダイエットを決意して、実際に痩せて、彼氏を見つけて結婚した女性も。まずは退路を断つ“覚悟”ですよ!

【播摩早苗(はりま・さなえ)】
人材開発コンサルタント。プロコーチ。フレックスコミュニケーション代表。肥満予防健康管理士。「ビジネスで成功する人は並行してダイエットも成功する」との法則に気づき、ビジネスのメソッドをダイエットに応用。大勢のクライアントのダイエットを成功に導いている。意識転換にて行うメソッドは、リバウンドがないと定評がある。今年4月に『“やせ脳”の作り方 コーチングダイエット』(小学館新書)を上梓した。

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