ライフ

もし妻の不倫現場に遭遇してしまったらまず何をすべきなのか

 タレントの矢口真里が離婚した。原因は矢口の不倫といわれている。妻の不倫現場に遭遇したとき、夫の「大人としての対応」とは何か。大人力コラムニスト石原壮一郎氏が指南する。

 * * *
 このところ注目の的だった矢口真里と中村昌也が、やっぱり離婚届を提出しました。あくまで「一部の女性週刊誌の報道によると」ですけど、原因とみられているのが、矢口が自宅で不倫に励んでいた現場を夫の中村が目撃したという事件。今年の2月、飲み会の後に矢口が年下の男性モデルを自宅に“お持ち帰り”して、夫婦の寝室にいるところを予定より早く帰った中村と鉢合わせしたとか。どういう場面を目撃したのか、そこでどんな会話があったのかは、残念ながら定かではありません。

 不倫がこれだけポピュラーになっている世の中ですから、自分も同じ状況になる可能性は大いにあります。そう、中村と同じ目に遭う可能性が……。備えあれば憂いなし。いつ妻の不倫現場に出くわしてもいいように、大人としての望ましい対応を考えておきましょう。

 いくら大人でも「あ、せっかくのところをお邪魔してごめんなさい」「お粗末さまですが、ゆっくりご賞味ください」など、礼儀正しければいいってものでもありません。かといって「人の女房に何しやがるんだ!」とか何とか言って、いきなり殴りかかるのも考えもの。相手が恐い人だったり強い人だったりするリスクもあるし、自分を裏切った女房ではなく連れ込まれた男だけに怒りの矛先を向けるのは、なんだかみっともない気もします。

 もっとも重視したいのは、どうすれば妻と間男野郎を針のムシロに座らせることができるか。怒ったり騒いだりしたら、相手も開き直って楽な気持ちになりそうです。まずは落ち着いた口調で「さて、どういうことか説明してもらおうか」と詰め寄りましょう。妻が口ごもったら「どうしましたか、矢口真里さん」と問いかけるのも一興です。場違いなジョークが秘めた怒りの大きさを表現してくれそうだし、そんな小粋なセリフを言えた自分に対する満足感でショックが少しは和らぐ……かもしれません。

 もしふたりがあられもない恰好をしていたら、あわてて服を着ようとしても「あ、そのままそのまま」と押しとどめて、「まずは記念に一枚」と言いながら携帯のカメラでパチリ。証拠写真を撮ることで、ふたりをいろんな意味で追い詰めましょう。さらに、間男野郎に向かって「よかったら、お名刺いただけませんか」と尋ねるのも大切です。

 そのほかチャンスがあったら「まさか、こんなテレビドラマみたいな場面を経験させてもらえるとはねえ」とか「なるほど、知らぬは亭主ばかりなり、か」といったセリフも繰り出したいところ。実際は相手がさっさと逃げて行ったり妻に逆ギレされたりして、想定通りの展開にはならないかもしれませんが、想像すればするほど夢がふくらみます。

 ここまで心の準備をしておけば、いつ妻の不倫現場に出くわしても大丈夫。むしろ用意したセリフを言いたくて、出くわすことを期待するようになる効果もありそうですね。

関連キーワード

関連記事

トピックス

モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
前回は歓喜の中心にいた3人だが…
《2026年WBCで連覇を目指す侍ジャパン》山本由伸も佐々木朗希も大谷翔平も投げられない? 激闘を制したドジャースの日本人トリオに立ちはだかるいくつもの壁
週刊ポスト
高市早苗首相(時事通信フォト)
高市早苗首相、16年前にフジテレビで披露したX JAPAN『Rusty Nail』の“完全になりきっていた”絶賛パフォーマンスの一方「後悔を感じている」か
女性セブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段どおりの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
「秋らしいブラウンコーデも素敵」皇后雅子さま、ワントーンコーデに取り入れたのは30年以上ご愛用の「フェラガモのバッグ」
NEWSポストセブン
八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人》大分県警が八田與一容疑者を「海底ゴミ引き揚げ」 で“徹底捜査”か、漁港関係者が話す”手がかり発見の可能性”「過去に骨が見つかったのは1回」
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン
クマによる被害が相次いでいる(getty images/「クマダス」より)
「胃の内容物の多くは人肉だった」「(遺体に)餌として喰われた痕跡が確認」十和利山熊襲撃事件、人間の味を覚えた“複数”のツキノワグマが起こした惨劇《本州最悪の被害》
NEWSポストセブン