国内

女子校の男性教員に「表面化しないプチセクハラ多数」の指摘

「モンスターペアレント」が問題視されるなど、学校側に対して過剰にクレームを付ける保護者が教育現場を悩ませている。しかし、学校側にも少なからず「問題のある教員」がいることも、また一方の事実。女子校の男性教員のなかには、セクハラまがいの行為をする者も存在するという。

 小学校から高校まで、12年間東京の私立女子校に通っていた女性3名が、これまで自分が出会った女子校の男性教員の「珍行動・珍言動」について語り合った。

アリサ(23歳・保険会社勤務):私の学校は高校1年の頃に保健体育で避妊についての授業があったんだけど、その時の担当が男の体育教師だったんだよね。「こういうのは保健室の女の先生がやるんじゃないの?」って正直ビックリ。筋骨隆々の男が避妊ビデオを見せてました(笑)

マナミ(22歳:私立大学4年):私の学校も男の先生が避妊の授業をやっていたんだけど、あり得ないのがコンドームを袋から出してトレイに入れて持って来たこと。『いろんなクラスで見せて回っていたら乾燥しちゃったよ』とかいっていて、あれは完全にセクハラでしょ。

 それから、ペッサリーを耳に当てて『でっかくなっちゃった!な~んてな!』という寒すぎるオヤジギャグ……最悪の思い出ですね。

ユキ(24歳:広告代理店勤務):それは最低(笑)。私のところは、高校3年の現代社会の授業が60代のおじさんの先生だったんだけど、テーマパークについて扱った授業で、黒板に『東京ディズニーSEX』で書いて、クラスが騒然。『SEA』って書こうとしたのを間違えたのか、わざとやったのか……。それからその先生は凄く嫌われてたよ。

アリサ:確実にわざとだね。私のところは校長先生が3回くらい変わったんだけど、そのうちの一人がおかしな人だった。私の学年のカワイイ女の子のことを下の名前で呼んで、休み時間にいちいち教室に来るの。それで、その子の椅子に座って『○○ちゃんが座っている椅子だね~』とかいっていて。すぐに辞めさせられたけど、きっとセクハラのせいだと思う……。

ユキ:長い間女子校に通うと、よくよく考えればセクハラになるような行為も、慣れて麻痺してしまうよね。モンスターペアレントが問題になるのも分かるけど、表面化しないプチセクハラは無数にあると思います。

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン