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2013.09.29 07:00  週刊ポスト

中日ドアラ ナゴヤドーム移転時に「置いていくか」の声出た

 拡大を続けるゆるキャラブーム。最近では企業のマスコットキャラなど、既存のキャラたちの「ゆるキャラ化」も進んでいるという。その中のひとつが、プロ野球・中日の球団マスコット「ドアラ」だ。

 コアラをモチーフにしたドアラは1994年にナゴヤ球場のキャラとして生まれた。しかし、「当初は『見た目がキモい』といわれ、1997年にナゴヤ球場からドームに移ることになった際には、新しいマスコット(シャオロン)が生まれ、『ドアラは置いていくか』という話も出ました。可哀想なのでとりあえず一緒に連れていったんです」(中日ドラゴンズファンサービス部)という悲惨な歴史を辿っていた。

「日本一可哀想なマスコット」と揶揄されたドアラの転機は2005年。セ・パ交流戦が始まり、パ・リーグの球場にドアラが“道場破り”を敢行。他のマスコットや選手らと執拗に絡むガツガツした姿勢がいつしか人気を呼び、2008年に発売した『ドアラのひみつ』は12万部のベストセラーになった。

 ドアラの代名詞といえば、球場で披露するバク転。ところが2011年6月、スランプに陥ったドアラはバク転が「成功率.182」まで低下し、「チームの士気にかかわる」として2軍降格を通告された。「いい経験だと思ってしっかり調整したいと思います。何かしら得るものがあるのではないかと」と斎藤佑樹ばりのコメントで再起を誓ったドアラは、2週間後に見事、一軍復帰を果たした。

 最近も、トレーニング中に左手中指を骨折し、医師から5週間のバク転禁止を伝えられたが、1週間後にはギプス姿のイラストの描かれたTシャツとトートバッグの販売を開始。転んでも、ただでは起きない。

※週刊ポスト2013年10月4日号

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