芸能

藤井フミヤ ツアーでチェッカーズ初期のヒット曲歌わぬ理由

 デビュー30周年記念ツアー『青春』で全国を周っている藤井フミヤ(51)。今回のツアーは、タイトル通り、フミヤの『青春』だったとも言えるチェッカーズ時代の曲を中心に構成されている。ツアーのスタートとなったパシフィコ横浜の2デイズでは、メンバー自身が作詞作曲を手がけるようになった『NANA』(1986年)以降のシングルのうち、約3分の2を歌った。

 チェッカーズ解散後、ソロに転向してから、フミヤがここまでチェッカーズ時代の曲を歌ったライブはない。あらかじめ、フミヤがチェッカーズ時代の歌をたくさん歌うと宣言していたため、客席にはチェックの衣装を着てくる客も現れ、ファンは懐かしい思い出に浸った。

 しかし、チェッカーズ初期のヒット曲である『ギザギザハートの子守唄』『涙のリクエスト』『ジュリアに傷心』などは、歌われなかった。今でも、チェッカーズといえば、これらのヒット曲を思い出す人たちも多いと思うが、なぜ歌わなかったのだろうか。音楽業界関係者が語る。

「初期作品を担当した作曲家である芹澤廣明氏との確執が伝えられているため、その報道とフミヤが歌わない理由を結びつける向きもあります。しかし、過去のソロライブで、『ジュリアに傷心』や『星屑のステージ』などは歌っていますから、関係ないでしょう。

 フミヤとしては、周りの反対を押し切ってメンバー一丸となり、発売にこぎつけた初のオリジナルシングル『NANA』の頃が、『青春』だったのではないでしょうか。

 フミヤはチェッカーズ時代から、同じツアーだからといって、すべて同じ曲で通すことはしません。曲の入れ替えを頻繁に行ないます。今回の初日と2日目も、数曲入れ替わってましたしね。今後、どこかでデビュー曲である『ギザギザハートの子守唄』や『ジュリアに傷心』など初期作品を歌う可能性も、ゼロとは言えないと思います。

 ただ、私の知る限り『涙のリクエスト』は、ソロ転向以降歌ったことがありません。自身もあまり好んでないという噂もあるので、今後も歌う可能性は少ないのではないでしょうか」

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