ライフ

男性だけでは入店不可 刺激が話題のバーへ女性をどう誘うか

 最近流行のエッチな雰囲気のお店。大人の男性としては是非経験しておきたいところだが、同伴女性をどうやって誘うのか悩ましい。大人力コラムニストの石原壮一郎氏が「女性を誘う口説き文句」を考える。

 * * *
 常時300本のバイブ(ええ、女性がお使いになるあのバイブです)がズラリと並んでいて、それを手に取って吟味しながらお酒が飲めるという「バイブバー“ワイルドワン”」。渋谷駅の近くにあり、今年2月のオープン以来、ネットなどでその存在が徐々に知られるようになって、女性客やカップルでにぎわっているとか。このページでも8月に取り上げられていたし、最近では女性ライターの潜入記事が話題を呼んでいます。

 こうした過激なお店は、行けばもちろん楽しいんでしょうけど、実際に行かなくても貪欲に楽しんでしまうのが大人の気合いでありテクニック。男ひとりや男同士では入れないという壁があって、これを書いている私自身もまだ行ったことがありません。そんな立場だからこそ書ける「大人的バイブバー活用法」を追求してみましょう。

 やはり、いちばん楽しいのは「どんなセリフでバイブバーに女性を誘うか」を考えること。さわやかに「○○ちゃん、きっとバイブ好きだよね」と切り出しても、好意的な反応はまず返ってこないでしょう。かといって「おもしろいバーがあるらしいんだけど」と、どんなバーか曖昧にしたまま連れて行ったら、大変態扱いされてビンタのひとつも飛んできそうです。ダンディな口調で「大人の社会見学に行ってみないか」と言うのも、あまりにオヤジ臭すぎて相手の警戒心と嫌悪感を増幅させる効果しかありません。

 たとえば、まずは「○○ちゃんは頭がやわらかくて好奇心旺盛と見込んで、ひとつ相談があるんだけど」と切り出してみます。その上で「けっして変な魂胆があるわけじゃなくて、今話題のバーにいっしょに行ってくれないかなと思って」と提案してみるのはどうでしょう。変な魂胆なしで誘うわけはありませんが、そこは大人のお約束です。

 当然、相手は「どんなバーなの?」と聞いてくるでしょう。そこでサラッと「うん、バイブバー」と言って、「バカ、行くわけないじゃない!」と拒絶されたら、たとえ無理に行ってもらったとしても嬉しい展開にはなりません。逆に「えー、行ってみたい!」と食いついてくれたら、かなり期待やら何やらをふくらませても大丈夫です。

 あるいは、何人かで飲んでいる席で「このあいだ友達が、バイブバーに行ったらしいんだけど」と話を振ってみるのも一興。もし食いついてきてくれる女性がいたら、すかさず「カップルか女性のほうが多いグループしか入れないんだよ。助けると思って」と果敢に同伴を頼めば、OKしてくれる可能性はけっして低くはないでしょう。

 ああ、行ってもいないのに、そういうお店があるらしいという情報だけで、大人の妄想は果てしなく広がります。いろいろ作戦を練りましたが、妄想しているうちがいちばん楽しいかも。何かの間違いで行けたとしても、緊張して小粋な会話なんてできないでしょう。憧れの場所のままにしておくのが、大人としての適度な距離感かもしれませんね。

関連記事

トピックス

”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
クマ対策には様々な制約も(時事通信フォト)
《クマ対策に出動しても「撃てない」自衛隊》唯一の可能性は凶暴化&大量出没した際の“超法規的措置”としての防御出動 「警察官がライフルで駆除」も始動へ
週刊ポスト
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下主催の「茶会」に愛子さまと佳子さまも出席された(2025年11月4日、時事通信フォト)
《同系色で再び“仲良し”コーデ》愛子さまはピンクで優しい印象に 佳子さまはコーラルオレンジで華やかさを演出 
NEWSポストセブン
「高市外交」の舞台裏での仕掛けを紐解く(時事通信フォト)
《台湾代表との会談写真をSNSにアップ》高市早苗首相が仕掛けた中国・習近平主席のメンツを潰す“奇襲攻撃”の裏側 「台湾有事を看過するつもりはない」の姿勢を示す
週刊ポスト
クマ捕獲用の箱わなを扱う自衛隊員の様子(陸上自衛隊秋田駐屯地提供)
クマ対策で出動も「発砲できない」自衛隊 法的制約のほか「訓練していない」「装備がない」という実情 遭遇したら「クマ撃退スプレーか伏せてかわすくらい」
週刊ポスト
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
文京区湯島のマッサージ店で12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕された(左・HPより)
《本物の“カサイ”学ばせます》12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕、湯島・違法マッサージ店の“実態”「(客は)40、50代くらいが多かった」「床にマットレス直置き」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
NEWSポストセブン