ライフ

夫に先立たれた40代以上女性「楽になった」と答えた人は62%

 平均寿命から考えても、夫婦で先に死ぬのはたいてい「夫」だ。男たちは当然「自分がいなくなれば、あいつは悲しむだろう」と心配する。「ちゃんと立ち直れるのだろうか」とも考えるだろう。

 しかし、それは残念ながら「杞憂」だ。いまや、そんな「未亡人」としての暗さを引きずる女性などいない。夫なき後の妻たちは、悠々自適に「真のセカンドライフ」を満喫している──この現実に、あなたは耐えられますか。

「あなたも読んどいたほうがいいわよ」

 結婚25年になるAさん(56)が妻から手渡されたのは、女性セブン2月27日号の<「夫の死」で考える妻の幸せ・不幸せ>という特集記事だった。そこには、夫に先立たれた女性たちが、どうその死を乗り越えたかが綴られていた。

「『頭の中が真っ白になった』とか『毎日滝のような涙を流した』とか『ろくに物も食べられない状態が続いた』とか書いてあるでしょう。自分が死んだら自分の妻もそれだけ悲しむのかと思うとかわいそうで、かわいそうで、妻のためにも自分は長生きしなくちゃならないと思いましたよ」

 だが、Aさんはその記事に添付されていた、「夫に先立たれた40代以上の女性100人に緊急アンケート」の結果を見て愕然としたという。

<夫が亡くなって、「この部分に関してはよかった」「楽になった」と思うことはありますか?>という質問に対して「はい」と答えた割合がなんと62%にも上ったのだ。

 具体的には「家事全般が楽になった」「仕事をするようになり、社会と繋がった」「近所の友人を気兼ねなく家に呼べるようになった」など、まるで夫がいなくなって煩わしいことから解放されたようなコメントばかり。

「要するに、6割の女性は夫がいなくなって幸せになったってことでしょう? 『家のローンがなくなってよかった』なんて現実的すぎる答えもありましたし」(Aさん)

 確かに、アンケートの結果をよく読めば、妻のドライさが透けてくる。

※週刊ポスト2014年3月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
優勝11回を果たした曙太郎さん(時事通信フォト)
故・曙太郎さん 史上初の外国出身横綱が角界を去った真相 「結婚で生じた後援会との亀裂」と「“高砂”襲名案への猛反対」
週刊ポスト
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン