○(米)2月ISM製造業景況指数- 3日(月)日本時間4日午前0時分発表
・予想は、52.0
参考となる1月実績は51.3に低下している。新規受注と生産が大きく落ち込んだことが要因。天候不順の影響を考慮する必要があるが、2月の数字が大幅に改善する可能性は低いとみられる。市場予想は妥当か。
○(米)2月ADP雇用統計- 5日(水)午後10時15分発表
・予想は、+15.8万人
参考となる1月実績は、+17.5万人。新規失業保険申請件数の推移を見る限り、雇用者数の伸びは1月実績を多少下回る可能性がある。大寒波の影響は十分考慮されるべきであるが、市場予想は妥当な水準か。
○(米)1月貿易収支- 7日(金)午後10時30分発表
・予想は、-390億ドル
参考となる12月の貿易収支は-387億ドル。輸出が-1.8%、輸入は+0.3%。消費財輸入が過去最高となったが、原油の輸入価格が下落したことで貿易赤字の拡大は抑制された。1月については、輸出の伸びがやや抑制されるとの見方が多いことから、市場予想は妥当な水準か。
○(米)2月雇用統計-7日(金)午後10時30分
・予想は、非農業部門雇用者数は+15.0万人、失業率は6.6%
参考となる1月実績は、非農業部門雇用者数が前月比+11.3万人、失業率は6.6%だった。新規失業保険申請件数の推移を見る限り、大幅な改善は期待できない。ただし、大寒波の影響は十分考慮されるべきであり、2月の数字が予想通りあれば、量的緩和策の縮小継続が濃厚。失業率については、1月と同水準と予想されているが、低下傾向に変わりはないとみられている。
主な発表予定は、3日(月):(米)1月PCEデフレータ、5日(水):(米)2月非製造業ISM景況指数、7日(金):(日)1月景気動向指数
【予想レンジ】
・ドル/円 100円00銭~105円00銭