ライフ

誰でも買える『青春18きっぷ』 そのルールと特例を紹介

 JR線の普通列車や快速列車が、日本全国どこでも1日乗り放題になるのが『青春18きっぷ』。

「このきっぷは、発売当初は若い人をターゲットにした企画きっぷでしたが、年齢や性別、国籍などの制限はなく、誰でも購入することができます。料金は1枚1万1500円で、1回分あたり2300円以上乗れば得したことになります。発売期間と利用期間があり、10日間のずれがあります。券面には5か所の日付スタンプ欄があります。5日に分けて使ってもいいし、1日で5人分として使うことも可能です。ひとりが期限を過ぎて利用することや、1回分や2回分をバラで購入することはできません」(旅ライター谷崎竜さん・以下同)

 使用する場合、最初に列車に乗る有人駅で、日付印を押してもらい使用開始となるが、日付が入ったきっぷは原則として、その日の24時までしか使えない。だが、翌日にまたがって運行される列車の場合は、24時を過ぎても、最初に停車する駅までは『当日有効』になるなど、特例もある。

「現在運行している普通・快速の夜行列車『ムーンライトながら』、『ムーンライトえちご』、『ムーンライト信州81号』や、臨時の観光列車やイベント列車にも乗車可能。また、世界遺産である広島県の安芸の宮島までの移動手段である、JR西日本宮島フェリーなどでも使用できます」

 ぶらり旅やお散歩番組が増えた影響か、ローカル線でのんびり景色を楽しむ人も増えている。そんな人にぴったりなのが、好きな場所で乗り降り可能なこのきっぷだ。

※女性セブン2014年3月20日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン