○(日)3月経常収支- 12日(月)午前8時50分発表
・予想は、+3477億円
参考となる2月実績は+6127億円。昨年9月以来の経常黒字を記録したが、黒字額は前年同月をやや下回っている。3月については、貿易・サービス収支の赤字額が高水準であることから、黒字額は縮小する可能性が高い。
○(米)4月小売売上高- 13日(火)午後9時30分発表
・予想は、前月比+0.4%
参考となる3月実績は前月比+1.2%の大幅増となった。寒波の影響がなくなったことや労働市場の改善が要因。労働市場の改善傾向は保たれており、3月の大幅増の反動はなく、4月も一定水準の売上高を記録する可能性がある。
○(日)1-3月期国内総生産- 15日(木)午前8時50分発表
・予想は、前期比年率+4.2%
消費増税前の駆け込み需要が増大したことで今年1-3月期の経済成長率は大幅に上昇する見込み。参考となる13年10-12月期の実績は年率換算で+0.7%にとどまった。1-3月期は自動車や家電製品などの耐久消費財の需要増加が経済成長を押し上げたもよう。
○(米)4月住宅着工件数・建設許可件数- 16日(金)午後9時30分発表
・予想は、住宅着工件数が98.3万戸、住宅建設許可件数は、101.5万戸
参考となる3月実績は、住宅着工件数が94.6万戸、住宅建設許可件数は99.7万戸だった。天候不順の影響はなく、住宅着工件数は3月実績をやや上回る見込み。3月の建設許可件数は前年同月比-5.9%で低調だった。集合住宅の着工件数は減少しており、この傾向は4月も続く可能性がある。
主な発表予定は、13日(火):(米)3月企業在庫、14日(水):(米)4月生産者物価指数、15日(木):(米)4月消費者物価指数、(米)3月ネット長期TICフロー、(米)4月鉱工業生産、16日(金):(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報。
【予想レンジ】
・ドル・円100円00銭-105円00銭