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スポーツライター・永谷脩さん死去 最期まで執筆意欲衰えず

スポーツライター・永谷脩さん

 スポーツライター・永谷脩(ながたに・おさむ)さんが、6月12日午前、神奈川県内の病院で急性白血病のため死去した。享年68。

 永谷さんは青山学院大学卒業後、『週刊少年サンデー』編集部勤務を経て、スポーツライターとして独立。プロ野球を中心に『週刊ポスト』『Number』『夕刊フジ』などに寄稿する一方、TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』『荒川強啓 デイ・キャッチ!』のコメンテーターとしても活躍した。対象者の懐に深く入る取材には定評があり、球界を中心に幅広い人脈を構築していた。

『週刊ポスト』誌上では、2013年5月より、球界関係者の知られざるエピソードを描く「白球水滸伝」を連載中だった。入院中も執筆意欲は衰えず、一度も休むことなく連載を続けた。永谷さんの最後の原稿は、原辰徳監督(巨人)の父・原貢氏について綴ったもの。6月16日発売の同誌に掲載される。

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