○(米)7月消費者信頼感指数- 29日(火)午後11時発表
・予想は、85.5
参考となる6月実績は85.2で市場予想の83.5を上回った。6月の米消費者信頼感指数はただし、先行指標となる7月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値は低下している。同指標の期待指数は低下を続けていることから、7月の消費者信頼感指数は6月実績を下回る可能性がある。
○(米)7月ADP雇用統計- 30日(水)午後9時15分発表
・予想は、前月比+22.5万人
参考となる6月実績は前月比+28.1万人で2012年11月以来の大幅な伸びを記録した。ただし、雇用の伸びがこの水準を維持するとの見方は少ない。米労働市場は穏やかな改善を続けているが、7月は6月実績を下回る可能性が高いとみられる。
○(米)4-6月期国内総生産速報値- 30日(水)午後9時30分発表
・予想は、前期比年率+2.9%
参考となる1-3月期実質国内総生産確定値は、前期比-2.9%で2009年1-3月期以来では最大の落ち込みを記録した。4-6月期については、ヘルスケアなどの大幅な支出増は期待できないが、個人消費はある程度の伸びが期待できるとの見方が多く、市場予想は妥当な水準か。
○(米)米連邦公開市場委員会(FOMC) 30日(水)日本時間31日午前3時結果判明
・予想は、債券買い入れ額の100億ドルの縮小
今回の会合で連銀による国債買い入れ額は150億ドル、MBSの買い入れ額は100億ドルに減額されることが決定される見込み。債券買い入れ額は350億ドルから250億ドルに減額される公算。買い入れ額の減額は織り込まれており、FOMCの声明内容が注目される。
○(米)7月雇用統計- 8月1日(金)午後9時30分発表
・予想は、非農業部門雇用者数は+22.5万人、失業率は6.1%
参考となる非農業部門雇用者数の6月実績は前月比+28.8万人だった。月間の雇用の伸びがこの水準を維持する可能性は低いとみられており、7月の雇用者増加数は6月実績を下回る見込み。失業率については、米労働市場が穏やかに改善していることから、6月と同じ6.1%になるとの見方が多い。
主な発表予定は、30日(水):(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果判明、31日(米):7月シカゴ購買部協会景気指数
【予想レンジ】
・ドル/円:100円00銭-104円00銭