○(日)9月国内企業物価指数- 14日(火)午前8時50分発表
・予想は、前年比+3.6%
参考となる8月実績は前年同月比+3.9%。前月比では-0.2%で6カ月ぶりの下落となった。消費税率引き上げの影響を除くと前年同月比+1.1%で物価上昇率は鈍化しており、9月も物価上昇率の鈍化が続く見込み。ただし、10月以降はコスト高を製品価格に転嫁する動きが出ていることから、物価上昇率の鈍化傾向は一服する可能性がある。
○(米)9月小売売上高- 15日(水)午後9時30分発表
・予想は、前月比-0.2%
参考となる8月実績は前月比+0.6%だった。自動車など幅広い財の購入が増加。7月分も上方修正された。9月については、伸びが鈍化する可能性があるが、個人消費の底堅さは変わらず、市場予想は妥当か。
○(米)9月生産者物価コア指数- 15日(水)午後9時30分発表
・予想は、前年比+1.8%
参考となる8月実績は前月比+0.1%、前年比+1.8%だった。コア指数もエネルギー価格低下の影響を受けているもよう。エネルギー価格はやや低下していることから、9月のコア指数の伸びはやや鈍化する可能性がある。
○(米)9月鉱工業生産-16日(木)午後10時15分発表
・予想は、前月比+0.4%
参考となる8月実績は前月比-0.1%で予想外のマイナスとなった。自動車・同部品が-7.6%の大幅な低下となったことが要因。9月については8月に減少した反動でプラスとなる見込みだが、大幅な上昇は期待できない。市場予想は妥当な水準か。なお、9月の設備稼働率は79.0%でやや上昇する見込み。
主な発表予定は、15日(水):(米)10月NY連銀製造業景気指数、(米)8月企業在庫、(米)地区連銀経済報告書公表、16日(木):(米)8月対米証券投資、17日(金):(米)9月住宅着工件数・9月住宅建設許可件数、(米)10月ミシガン大学消費者信頼感指数
【予想レンジ】
米ドル/円:106円00銭-111円00銭