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鬼嫁の節約術 夫の食材はちょっと怪しい激安スーパーで購入

 夫の給料は相変わらず上がらないのに、モノの値段はどんどん上がる。これではいくら切り詰めても家計は潤わない…。そう頭を抱える主婦の切り札といえる節約術をご覧あれ。

「旦那の食事に使う食材を切り詰めています」と言うのは44才の主婦、Tさんだ。

「トラック運転手の旦那の帰宅は深夜近く。私と子供とは夕食の時間が違うので、メニューや食材をこっそり変えています。例えば唐揚げを作るとき、私と子供の分は100g・148円の国産鶏モモ肉で、旦那の分は100g・58円の輸入鶏ムネ肉を使います。私と子供が5点盛りのお刺身を食べるとき、旦那にはイカそうめんを用意する。旦那の食材は購入場所も別。近所の激安スーパーです。『安すぎて産地が怪しい』と言う人がいるけれど、旦那は『おいしい』と言っているし大丈夫。気にしません!」

 忙しい共働き主婦が実践する節約テクはこちら。

 事務職のYさん(32才)は警備会社に勤める夫のために毎日弁当を作っている。

「これまでは夕飯の残り物を詰めたり朝早起きして作ったりしていましたが、時間がかかるし意外とコストもかかってしまう。お昼代に小遣いとは別に500円渡すのはもったいないし…。そこで、1か月前から主人のお弁当をスーパーの見切り品に変えました。閉店間際のスーパーではのり弁が198円、焼肉弁当が258円と格安で買えます。それを買って、次の日の朝、主人のお弁当箱に詰め替えるんです。賞味期限はちょっとすぎているけど、寒くなってきたし今のところ大丈夫みたい。このまま続けようと思っています」

 見切り品だと知らない夫は「今日は焼肉か~、豪華だなぁ~」と喜んでいるとか。

 家庭の節約に「夫のこだわり」なんて挟む隙間はありません。

「夫が『健康のため』と取り寄せる無添加の野菜ジュース。高いからどうにかやめさせたかったんです」と言うのは銀行マンの夫を持つ48才のパート、Mさんだ。

「隔週で届いて月に2万円近くかかる。やめるよう説得しても、『スーパーで売っているものと全然違う』と聞く耳持たず。頭にきたのであるとき、とっておいた空き瓶にスーパーで買った98円のジュースを入れ替えておいたんです。怒られるかなぁと思ったけど夫は全然気づかない! すぐにお取り寄せは中止しました。何回も空き瓶を再利用していると瓶が汚れてきてバレるので、たまに1本だけ渋々買ってます。それを飲んでいるのは私と娘ですけどね」

 夫は毎日、「無添加だから体の調子がいい」と言っているので万事OKだそう。

※女性セブン2014年11月28日号

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