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浅草寺の執事長 初詣では大晦日22:30に本堂前にいること推奨

 年間参詣客約3000万人、1300余年の歴史を誇る東京最古の寺院、金龍山浅草寺。昨今の外国人観光客ブームもあって、平日でも朝からにぎわう下町のホットスポットだ。もちろん初詣も、フツーに行けば3時間待ちは当たり前。そこで浅草寺の執事長・守山雄順さんに、スムーズな初詣のコツを聞いた。

「大晦日は午後11時になると、本堂へのルートは雷門~仲見世~宝蔵門の一方通行のみとなります。元旦0時にご参詣の皆様を順次本堂へと誘導いたしますが、除夜の鐘を聞いてから並ぶと、待ち時間はだいたい3時間ぐらい。午後10時半ぐらいからなんとなく本堂前にいていただければ、そんなにお待ちにならずに済むと思います」(守山さん)

 これが直前の準備だが、浅草寺を中心に栄えてきた浅草だけに、歓楽街も浅草寺周辺がいちばん濃い。そこで大晦日は、正月にしか見られない法要「修正会」や境内にある参拝スポットを巡り、浅草グルメに舌鼓。早めに本堂前で待って初詣に備えるのがベスト。

 あるいは思い切って、参詣が一段落する早朝を狙うのも手だ。

「午前4時頃には初詣も一段落します。浅草到着が午前0時を過ぎるようなら、ひと休みなさった後、早朝にお越しになって、静かな本堂で祈願なさるのもよいでしょう。初詣は“新年最初のお参り”という意味ですから、いつお参りしても観音様のご加護は変わりません」(守山さん)

※女性セブン2015年1月8・15日号

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