芸能

中川家礼二 ローカル線の魅力は車両、のどかな景色、硬券

ローカル線について語った中川家の礼二

 近頃、テレビの旅番組などで人気となっているローカル線の旅。その魅力と楽しみ方について、“乗り鉄”として知られるお笑いコンビ・中川家の礼二(42)にレクチャーしてもらった。

──ローカル線の旅をするにあたって重要なことといえば何ですか?

礼二:とにかくスケジュールが重要ですね。本数も少ないんで列車を逃さないように時刻表を持ち歩くのは当たり前。事前にしっかり予定を立てておかないと、乗り遅れて長時間待たされることもあります。でも、だからといって、いろいろ乗り継いでたくさんの場所に行こうとするとご飯を食べる時間がなくなるんですよ。

──ある程度余裕をもったほうがいいと。

礼二:以前仕事で、横見さん(横見浩彦氏。日本でも有数の鉄道マニアで日本全国の全駅訪問を達成したトラベルライター)というかたとローカル線の旅ロケをしたんですが、横見さんはとにかくいろんな駅に行こうとして、すごくハードなスケジュールを組むんです。横見さんが1人で行くときは、ご飯も食べずに鉄道に乗ってばかりらしいんですけど、この時はぼくらもいたんで食べたんですよ。でも、基本的にカレーかそば。すぐ出てきてすぐ食べられるメニューでしたね。それくらい時間を節約しないと回れないスケジュールだったんです。

 横見さんくらい熱心な鉄道ファンならそれでもいいんですが、ローカル線の旅を楽しもうというのなら、余裕を持ったスケジュールがおすすめですね。朝もできるだけ早くから動いたほうがいいですよ。

──礼二さんは旅の途中、どんなものを食べるんですか?

礼二:大抵はそれぞれの駅の近くにおいしい食堂なんかがあるんですよ。それを事前に調べといて、行ってみたりとか。あとは、地元の人においしいお店なんかを聞いてみるのもいいと思いますよ。

──ローカル線の旅の魅力はどんな点だと思いますか?

礼二:やっぱり景色ですね。まあ、何があるっちゅうわけではないんやけど(笑い)。のどかな景色を見ながら、ゆったり列車に揺られるっていうのは、贅沢な時間の使い方やと思いますよ。せっかちな人には向かないかもしれませんけどね(笑い)。あとは、乗り遅れて2時間も3時間も無人駅に待たされるなんてこともあるんですけど、やっとのことで列車がやってきたときの感動はたまらないですよ。

関連記事

トピックス

大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン