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「無着色」は添加物あり? 食品表示の問題点を指摘する新書

【書籍紹介】『食品表示の罠』山中裕美/ちくま新書/842円

 食の安全を守る食品表示だが、消費者にはわかりにくいものもある。料理研究家の著者は、食品表示の問題点を指摘。「無着色」のたらこは、着色料は使ってなくても他の添加物は使っている可能性があり、意図的でなく遺伝子組換え食品が混ざっても、その量が5%以下なら「遺伝子組換えでない」と表記できるようだ。

 食品表示の意味がわかるので、食品を選ぶ時の参考になる。おひたし、だし豆腐、若竹煮など、おいしく健康になれるレシピ18品も紹介されていて実用性も高い。

※女性セブン2015年4月9・16日号

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