■「エントリーシートにも書きましたとおり」を連呼する奴
これは別に言った時点で地雷を踏むわけではないのですが、一度の面接の中で何度も「エントリーシートにも書きましたとおり」と言われると疲れます。「お前、わかってないのかよ」と言われているようにも聞こえるわけで。同様に「先ほどもお伝えしましたが」も何度も言われると、バカにされているように聞こえるわけですね。面接官は、これをさらに他の学生からも何度も聞いているわけで。相手のことも考えましょう。
■質問が単なるファン視点の奴
エンタメ系企業、お菓子メーカーなどの会社説明会でたまに登場しますね。単なるファンで、「次はどんな商品が出るのですか?」などの質問をしたり、質問の場でオタク知識を披露したり。「やっぱり、こういうヤバい奴が受けているのか……」と場の雰囲気も悪くなっていくのですよね。
■「仕事はつらいですか?」「やりがいはありますか?」などのザックリ質問
出ました。ザックリ質問。いや、悪意はないのでしょうけどね。「こいつ、質問力、弱いな」と思われるだけでなく、「俺、疲れている風に見えるのかよ?」と思われることも。
これは言い回しの問題で「仕事をしている時に、つらいと感じるのはどんな時ですか?」「仕事でやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?」と聞くと、印象はだいぶ変わります。
女子学生が聞く「女性にとって働きやすい環境ですか?」というのも、要注意です。というのも、自分の中での働きやすさを定義していないと、聞きたい答にたどりつけないわけです。
■受講票、参加票を出すのが遅い奴
会社説明会や面接などでは受講票・参加票などを受付で出すことがあります。これを出すのが遅い奴などは、流れを止めるので、印象が悪いですねえ。しかも相手に対して方向を揃えて出さない奴などは、気遣いができないのかという話になります。このあたりをちゃんとチェックしている企業もあります。
まだまだありますが、このへんで。冒頭にも書きましたが、別にちょっとしたマナー違反で激しく減点されるわけではありません。学生だから仕方がないなと思うわけです。マナーというものは、いつも変化していますし。
ただ、社会人というのは相手のことを考えて行動しないといけないのです。また、マナーを正しく守れる人というのはかっこいいものです。その言動は相手をイラッとさえないか。意識しましょうね。