○(日)日銀短観6月調査 7月1日(水)午前8時50分発表
・予想は、大企業製造業DIは+12、大企業非製造業DIは+22
参考となる3月実績は大企業・製造業DIが+12、大企業・非製造業DIは+19となっていた。6月については、円安進行によって原材料費の上昇が指摘されており、製造業にとってプラス材料にはならないとの見方が出ている。外部環境に大きな変化は生じていないことから、市場予想はおおむね妥当な水準か。非製造業DIの改善は想定の範囲内で市場予想は妥当な水準。
○(米)6月ADP雇用統計 7月1日(水)午後9時15分発表
・予想は、前月比+21.0万人
参考となる5月実績は+20.1万人。雇用市場の穏やかな改善は続いているが、エネルギー関連産業での雇用増加ペースはさらに鈍化するとの見方が出ている。このため、6月実績は市場予想の21万人増加を若干下回る可能性がある。
○(米)6月ISM製造業景況指数数 7月1日(水)午後11時発表
・予想は、53.1
参考となる5月実績は52.8。6月については、5月分の新規受注が4月の59.2から57.9に低下していることから、受注水準の伸び悩みが予想されている。雇用指数は5月実績の55.3をやや上回る可能性があることから、全体的には5月実績と同水準か若干上回る見込み。
○(米)6月雇用統計 7月2日(木)午後9時30分発表
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+22.7万人、失業率は5.4%
非農業部門雇用者数の5月実績は+28.0万人、全体の失業率は5.5%だった。5月はサービス業の雇用増加が目立った。6月については、資源関連産業における雇用増が期待できないため、増加数は5月実績を多少下回る見込み。失業率については、求職者数の大幅な減少は予想されていないため、5月と同じ5.5%になっても不思議ではない。
○日米の主な経済指標の発表予定は、6月30日(火):(米)6月消費者信頼感指数、(米)4月S&P/ケース・シラー住宅総合価格指数
【予想レンジ】
・米ドル/円:120円00銭-125円00銭