堀北真希は手紙40通で陥落!?
「『つきまとい等』の中には『交際の強要』というものがあります。ただし、この方法でストーカー行為といえるためには、不安や恐怖を与える方法であることが、法律上、必要になっています。拒んでいるのにもかかわらず、強硬に交際を要求するものならそれに該当する可能性が高いでしょう。ここはかなりギリギリの判断になるのですが、40通でも、相手に拒否の意思がなく、間隔もあいていて、内容も穏当な『交際のお願い』という形式であったというのであれば、問題が無いとみることもできるかもしれません。
ただし、逆の結論、ストーカー行為とされる可能性も否定できません。ところで、これが手紙ではなく電話やメール、ファックスだったら問題はより大きくなります。同法第2条1項5号によれば、拒まれているのにそれらの通信手段を使っての連続的な送信については、不安や恐怖の有無にかかわらず、処罰されるストーカー行為であるとされています。ですが、そこに手紙という通信手段は書かれていないので、手紙については法律の規制はやや緩やかといえるでしょう」(深澤さん)
まさか山本がこの法律の内容を知っていたわけはないだろう。手紙のほうが、思いが伝わると考えたに違いない。いずれにせよ、古風なやり方を選んだことよってこの件に関してのストーカー扱いは逃れたといえるかもしれない。
とはいえ、仕事場への押しかけなどを考えれば、山本は法律的に見てストーカーの条件を満たしていそうな気もする。ネット上などでは「イケメンでモテる奴は特別なのか」、「山本耕史ってそもそもイケメンなの?」と議論を呼ぶこともあったが、深澤さんによれば、「そこは問題ではない」という。