ライフ

料理が得意と嘘つき結婚した女性 デパ地下総菜で15年乗り切る

 小さな嘘が、人生を変えることもある。女性のちょっとした嘘が、自分だけではなく周りの人たちを巻き込んだ3つのエピソードを紹介する。

 都内在住の主婦・A子(35才)の「人生最大の嘘」は、独身時代、妻帯者とつきあっていたときに、「あなたの子供ができた」と告げたこと。妊娠中の友人に妊娠検査薬を使ってもらい、見た目も鮮やかな「陽性反応」を男に写メで突き付けた。

「ビビリまくった相手は直接会って確かめることもせず、中絶費用プラスαを偽名で振り込んでくれました。彼にはウンザリしていたので、交際解消と手切れ金をゲットできて一石二鳥でした」(A子)

 千葉県在住の主婦・B美(40才)は、独身時代にイケメンエリートとお見合いした際、気に入られたい一心で「何よりも料理が得意」と必死にアピール。しかし、実は味噌汁すらまともに作れなかった。運よく結婚に漕ぎ着けたが、ヒヤヒヤの毎日だという。

「毎食、デパ地下やお総菜、レトルトにインスタント食品をフル活用して手作りに見せかけています。これで15年乗り切ったけど、どこまで続けられるか…」(B美)

 都内在住の主婦・C子(52才)は学生時代、裕福でイケメンの先輩をロックオン。先輩の卒業式の追い出しコンパの晩、酔ったフリをして自室に連れ込んで関係を持った。

 その後、新卒社員となった先輩に「妊娠した」と連絡。彼は男らしく、「責任をとらなきゃいけない。お前が卒業したら結婚する」と宣言した。

「実はその妊娠話、彼のことがどうしても忘れられずついた嘘なんです。途中で“流産した”と言っても彼は疑いませんでした」(C子)

 その彼は今のC子の夫だ。結婚後に子宝に恵まれなかったC子は、夫が時折「あの時の子供がいたら、おれたちにも孫がいたかなぁ」とつぶやくたびに良心がチクッと疼く。

※女性セブン2015年9月24日号

関連記事

トピックス

大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン