ライフ

結婚記念日に夫から「家」贈呈 想像より豪邸で喜ぶ妻だが…

 結婚記念日のプレゼントに、夫がマイホームをくれる──世の奥様にしてみれば、こんなにうれしいことはないだろう。東京都に住む専業主夫のOさん(42才)は、食品会社に勤める夫(43才)から、まさかのマイホームのプレゼントをもらったのだが、実は…。Oさんが、その裏側を告白する。

 * * *
 結婚9年目の去年の夏。ダンナがいつになく緊張した様子で、「オレはセコいものは贈らない。ズバリ、マイホームをあげる」と、こうきたの。

 そりゃあ、女としてそんなうれしいことはないわよ。その日から私は節約を始めて、ダンナは住宅展示場巡りをしたり、工務店に出向いたり。

 でも「私も設計に参加させて」と言うと、「サプライズだから」と言ってガンとしてきかない。なんとか台所の設計図だけ見せてくれて、「ほら広いだろ?」って。あのとき、おかしいと思うべきだったんだよね。

 で、とうとう迎えた結婚10年目の日。どこかのリフォーム番組みたいに、出来上がったばかりの家へ車で連れて行かれて、サプライズ感たっぷり。

 しかも想像していた家より大きくて、一瞬、「豪邸?」と飛び上がりそうになったけど、夢はそこまで。聞けば半分はダンナの両親が住む二世帯住宅+子連れで出戻ってきた義姉一家も一緒の三家族同居。

 それでダンナは、「どうだ? うれしいか。台所はきみが腕をふるえるように大きくしたから」ってドヤ顔してんのよ。

 本気で私が喜ぶと思っていたら、うちのダンナってどうかしているって。

※女性セブン2015年11月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
ジャンボな夢を叶えた西郷真央(時事通信フォト)
【米メジャー大会制覇】女子ゴルフ・西郷真央“イップス”に苦しんだ絶不調期を救った「師匠・ジャンボ尾崎の言葉」
週刊ポスト
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
前回のヒジ手術の時と全く異なる事情とは(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャース先発陣故障者続出で急かされる「二刀流復活」への懸念 投手としてじっくり調整する機会を喪失、打撃への影響を危ぶむ声も
週刊ポスト
単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
NEWSポストセブン