国内

年収1600万医師も参加アラフォー限定街コン 37才女性体験談

 結婚観について、女性セブンが全国の35~44才の独身男女各100人にインターネットでアンケート調査を実施。すると、結婚「したい」けど「できなかった」女性のうち、「非常にしたい」人は20.5%、「いつかはしたい」人は36.5%との結果が出た。そんな結婚したい女子のひとり、37才の本誌独身記者がアラフォー限定街コン体験を報告する。

 * * *
 10月中旬、記者は銀座の雑居ビルの地下1階の貸し会議場に向かった。会費は男性5500円、女性2000円。

 受付で身分証明書を見せて、手続きを済ませて30畳ほどのフロアに入ると、壁際にソファがズラリと並んでいた。既に多くの男女が座り、プロフィールシートに記入している。男性はラフな服装が見られるが、女性はブランドのワンピースに身を固め、髪もしっかりセット、気合充分だ。

 記者も負けじとプロフィールシートをすみからすみまできっちり埋めて、開始を待った。最終的に集まったのは、20対20の40人。壁際の席に女性が座り、男性がその正面に座る。

 2分ほど話すと男性が右隣の席に移動する。いわゆる「回転寿司型」といわれる対話スタイルだった。シートを見せあって会話をしていく。氏名、年齢、職業、年収…。初めに話した男性は39才、身長185cmで北村一輝似のイケメンだった。しかも外資系勤務で年収1200万円。

「こういうイベントには何度か参加していますが、なかなか相手が見つからないんですよね。ゆっくり探そうと思っています」と、余裕の発言。45才で年収1600万の医師は、

「この年になってやっと、結婚したいと思い始めました。知的で、気遣いのできる女性がいいですね」

 などなど、男性陣のハードルは高そう。っていうか、記者を眼中にないのは、明白だった…。一通り回ると、自由に動けるフリータイム。すると男性陣は、20代にも見える美人女性に集中した。

 記者を含む取り残された女性集団から「あの子、本当は20代じゃないの? なんで来てるのよ!」など、愚痴が飛び交った。…女の嫉妬は醜い。

 そのうち、真っ白いワンピース姿の女性が私に「なんとか40才になる前に、結婚相手を見つけたい!」と言うと、“敵陣”に入っていった。たちまち撃沈したのは言うまでもない…。取り残された他の女性たちは、あぶれている男性に話しかけ始めた。

 若干理想とは違っても、なんとかカップルになろうという意気込みを感じた。男性より女性の方が積極的だ。フリータイムが終わり、最終的に気に入った相手の番号を書いて提出。5組のカップルが誕生したが、女性はすべて、若めだった。

 意気消沈した記者は残念会をしようと、同じく選ばれなかった女性に声をかけると、「今日はもう1つ、婚活イベントを入れているので」と断られてしまった。同じ日に2つとは。頑張れ、アラフォー独身女性! って私もそうか。

※女性セブン2015年11月12日号

関連記事

トピックス

優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)
《“大谷翔平アンチ”が振り返る今シーズン》「日本人投手には贔屓しろよ!と…」“HR数×1kmマラソン”岩田ゆうたさん、合計2113km走覇で決断した「とんでもない新ルール」
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン