ライフ

雑すぎる夫 高熱の妻のためバナナと豚脂身入った闇炒飯作る

 家事ができる男性はモテるというが、あまりにも雑すぎると逆効果…。千葉県に住む地方公務員の女性Nさん(40才)の夫(44才)は、自分は家事ができると豪語するのだが、そのクオリティーがひどいという。Nさんが、不満をぶつける。

 * * *
 タイプではなかった夫から「ひとり親家庭で育ったから、ひと通りのことはできる」と口説かれて結婚。たしかに夫は料理以外は率先してするんだけど、その雑なこと!

 洗濯機に洗剤も入れずにスイッチを入れて、洗い上がると手当たり次第、洗濯ばさみに挟むだけの“乱れ干し”。だから、シャツもパンツもよれよれよ。

 買い物に行けば、レジ袋にパンやトマトを入れて、その上に缶ビールをドンと重ねて潰したり、揚げたてコロッケの横に刺身をくっつけて、温かい刺身にしてもへっちゃら。

 文句を言うと「オレのやり方にケチつけるのか」ってむくれるから、黙ってやらせておくしかない。

 しかし、先日はガマンも限界。さすがにブチ切れたわよ。私が40度近い熱を出したら、「栄養つけなきゃダメだ」と、ちゃっちゃとチャーハンを作ってくれたんだけどね。

 にんにく、豚の脂身、油揚げにトマト、バナナに桃缶まで入れた闇鍋ならぬ、闇チャーハン。それを「ほら、食べて」と鼻先に突き出されてごらん。

「もう、何もしないでッ。ありがた迷惑」「上等だッ。その言葉、忘れるんじゃねえぞ」と言い合いになって、それから夫は一切の家事から手を引いたんだけどね。

 何もしない夫は、ただの“タイプじゃない男”。見れば見るほど…言わぬが花、ね。

※女性セブン2015年11月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
新宿・歌舞伎町で若者が集う「トー横」
虐待死の事例に「自死」追加で見えてきた“こどもの苛烈な環境” トー横の少女が経験した「父親からの虐待」
NEWSポストセブン
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン