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安倍晋三首相もファンの『ハウス・オブ・カード』見所を紹介

 多くの海外ドラマが楽しめると、じわじわと熱が高まっている『インターネット動画配信サービス』。ブームの火付け役となったのは、2015年9月、全世界に6900万人の会員がいる世界最大の動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」が日本に上陸したこと。ほかにも「hulu(フールー)」「dTV(ディーティービー)」「amazonプライム・ビデオ」など数多くのサービスが登場し、順調に会員数を増やしている。

 絶対に観るべき海外ドラマの一つが、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』だ。Netflixのオリジナルドラマでありながら、その驚くべき質の高さと豪華なスタッフ&俳優陣の顔ぶれで話題を独占し、米テレビ界の賞レースを席巻。動画配信専用ドラマ時代の幕開けを告げた画期的な作品だ。

 主人公は野心的な国会議員フランク。大統領に約束された国務長官のポストを反故にされて怒りに燃える彼が、同じく権力欲の強い妻クレアの協力のもと、ホワイトハウスの実権を握るべく陰謀と策略を張り巡らせていく。ライバルの政治家を陥れることなど朝飯前、必要とあらば殺人にまで手を染め、メディアを巻き込んで世論を操作するフランクとクレアの恐ろしいこと! そんな彼らの一切ブレない行動力と決断力に、いつしか目が離せなくなってしまうハズ!

 制作総指揮を『セブン』や『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督が担当。演出や脚本にも映画界で活躍する一流の面々が集結し、ハリウッド映画も顔負けの作品に仕上がっている。

 安倍晋三首相もホワイトハウスの公式夕食会で、『ハウス・オブ・カード』の「ハードコア」ファンだと語った。政治家たちの激烈な競争を描いているせいか、閣僚たちに見せることはないとも話し、笑いを集めていた。

※女性セブン2016年1月1日号

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