都内に住む大学4年生の恵美さんは、お正月に京都遊びに行ったとき、友だちと一緒に着物をレンタルして観光した。

「夏に浴衣をレンタルした時はネット通販で浴衣が送られてくるところを利用したのですが、普通の着物は自分で着られないと思ったのでお店を予約して着せてもらいました。歩いていたら、外国人観光客に写真を撮らせてくれといわれ続けました(笑)。楽しかったし、レンタル安いんですね。着物を着せてもらって、小物も借りて5000円くらいでした。カップルだともっと安かったみたいだけど、女の子の友達との旅行だったので残念でした」

 もともと訪日外国人に人気の京都では、ひと足早くレンタル着物が人気を集め、店舗も多い。

「京都はコンビニのようにレンタル着物のお店があって、今日は着物を着たいなと思ったらすぐに借りられるぐらい身近になりつつあります。東京も、浅草周辺ではレンタル着物店が増えつつありますね。初詣に限らず、訪日外国人の皆さんはお花見シーズンや秋の紅葉を楽しむそぞろ歩きも着物で楽しんでいます。日本のお客さまにも、気軽なお出かけ着として着物は楽しいということが広がっていくのではないでしょうか」

 着物は洋服よりコーディネートが無限にあり、洋服よりもバリエーションが豊かだ。着付けサービスを行っているレンタル店では、慣れない人にも動きやすい着こなしのアドバイスももらえる。2016年は、思い切って着物をお出かけ着に取り入れてみてはどうだろうか。

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