「仙台の地元でデートするとバレてしまうし、羽生くんはとにかく忙しいので空港から近い千葉デートを重ねていました。時計を気にしながらのデートだったようですが、ほんの少しの時間でもふたりで過ごしたかったんでしょう。交際スタートからは間もないものの、今までの信頼関係があったから男女の仲になってからは一気に距離が縮まった。夏頃にはふたりで結婚について話し合っていました」(前出・知人)
羽生はA子さんにプロポーズした。彼女の答えもOK。しかし、まだ大学生で二十才そこそこのふたり。即座に結婚は認められなかった。
「羽生のお母さんは厳しいことでも知られています。高校時代は恋愛自体も禁止だった。でも、A子さんのことはお母さんに真剣に話したんです。何度も何度も。そうしたら、お母さんもようやく納得してくれてA子さんを会わせたそうです。ただし、入籍や挙式は2018年の平昌五輪を終えてからという約束をしたんでしょう。そんなこともあって、彼のやる気が今シーズンは一層出ている気がします」(フィギュア関係者)
そんな決意を裏づけるように、羽生は昨年8月、平昌五輪を区切りに引退し、プロに転向する意向を明らかにした。2年後のことで、そのときには羽生はまだ23才。少し先走った「引退宣言」だったが、一途なA子さんへの思いからだったのかもしれない。
「羽生だって一度も女の子とつきあったことがないというわけではありません。21才の男子とすれば女性と交際したいというのは当然のこと。実はフィギュア界では羽生と村上佳菜子(21才)の交際が暗黙に語られていました。村上とは小学3年生の時に合宿で出会って以来、世界のトップスケーターになるまで苦楽を共にしてきた仲。
羽生がソチ五輪で金メダルを取った時、リンク脇で村上が羽生に抱きついたことに“えっ?”と驚いたファンもいると思いますが、ふたりの仲は、フィギュア関係者なら誰でも知っていることです。でも、村上とは昨年の春前に別れたと噂されていました。彼女の成績不信が理由かと思っていましたが、今考えれば、A子さんがいたからだったんですね」(前出・フィギュア関係者)
※女性セブン2016年1月21日号