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資産3億円個人投資家 カギは原油安と訪日客、今が投資好機

 年初からの株価の下落に各所で悲鳴があがっているが、儲けのプロは買いのタイミングを逃さない。総資産額3億円超の有名個人投資家・かんちさんに昨今の相場での投資戦略を聞いた。

 * * *
 全体の株価が下がってるんですから、買い時なのは間違いない。買わないなんて信じられませんよ。

 僕の場合、下げ調子のときはキーワードで考えます。今なら「原油安」と「インバウンド(訪日客)」ですね。

 まずは「原油安」から僕が買い増した銘柄を紹介します。おすすめはキムラユニティー。僕の地元でもある愛知県の運送会社です。当然ガソリンが必要になるので、原油安の恩恵をダイレクトに受けられる。トヨタのお膝元で自動車部品などを運送していて業績は安定しており、昨年末には増益を発表しています。

 そして、原油安の変化球として買ったのがきょくとうです。ここはクリーニングの会社。クリーニングって洗ったものを乾かすときなどに燃料を使うでしょ。だから原油安は売り上げに貢献するはずです。

「インバウンド」というキーワードからはサンフロンティア不動産。中国の格安航空会社の春秋航空を傘下に持つ春秋集団と組んで日本でホテル業を大々的に始めることを発表しました。爆買い観光客も増えていますし、少なくとも東京五輪までの期間は株価上昇が期待できます。

 今は稀に見る、投資の大チャンスだと思います。僕は周りが「経済が悪くなっている」といっている今のうちに買い増しますよ。

※週刊ポスト2016年2月5日日号

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