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2016.01.29 16:00 週刊ポスト
【がん検査法4/6】喫煙者は利用したい低線量CT検査とは
日進月歩で進化するがんの早期発見法。ただし、種類が多すぎて実際にはどれを受けるべきか、分かりづらいのが実状だ。人間ドックで一般化しているがんの検査法でどれが使える検査法なのか。
膵臓がんや胆管がんと並んで、早期発見しにくいがんの一つが肺がんだ。初期段階の肺がんはX線写真に写りにくいためだが、米国ではX線で身体を輪切りにして撮影するCT検査を低線量で行なう【低線量CT検査】が、「通常のX線検査より精度が高い」として、注目されている。日本でも受けられ、費用は1万円程度からである。
厚労省のがん検診指針ででは、痰を採取してがん細胞が混じっていないかを調べる「喀痰(かくたん)細胞診」が、肺がんの検査で推奨されているが、検査精度は3日間採取で70%程度とあまり高くない。
しかし、低線量CT検査と組み合わせることで、発見確率を上げることができる。喫煙者はぜひ利用したいところだ。
※週刊ポスト2016年2月5日号
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