静岡県在住のB美さん(72才・主婦)は、2年前から身の回りの整理を始めた。

「娘が昔使っていたピアノも思い切って処分しました。細々した物を整理すると家の中がスッキリします。リビングで空いたスペースを利用して、テレビを見ながら夫とストレッチ体操をしています。おかげで開脚体操で脚がどんどん開くようになりました。今後も物に縛られない生活で健康を手に入れたいですね」

 昨年発売され、25万部を売り上げている『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社)の著者でスタイリストの地曳いく子さんは言う。「ファッション業界の最前線でも、お洒落な人ほどアイテム数を減らし始めている」と。

 モデルの梨花(42才)は2011年に長男を出産後、本当に必要な物だけを残してクローゼットの衣類を処分した。カリスマモデルながら、彼女が現在所有するデニムは3本だけだ。

 タレントのピーター(63才)もテレビ番組で、「大震災があってから物を持つことの虚無感、罪悪感を感じて、ブランドものや指輪なども含めて、断捨離を始めた」と話している。毎年、多くの芸能人を集めて都内の別荘で開いていたホームパーティーも取りやめ、別荘は売却した。

 若い頃はブランド買いに熱中していたという女優の大島さと子(56才)は7年ほど前から物に囲まれた暮らしに気分が晴れず、常にモヤモヤするようになった。そこで「所有物が少なければ身も心も軽やかでいられる」と一念発起して引っ越した。

 それとともに食器棚や洋服だんすなどの収納家具を全廃し、保管しておいたドラマの台本や執筆した記事の載った雑誌などもすべて処分。自宅は以前より狭くなったがモヤモヤは消え、「よりいい仕事をしたい」という意欲が生まれたという。

※女性セブン2016年2月11日号

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