ビジネス

【ドル円週間見通し】手掛かり材料はイエレン議長の議会証言

 投資情報会社・フィスコ(担当・小瀬正毅氏)が2月8日~2月12日のドル・円相場の見通しを解説する。

 * * *
 今週のドル・円はもみあいか。米利上げペース鈍化観測が台頭しており、10日と11日に開かれるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言における発言内容や質疑応答を点検し、年4回の利上げ実施の可否を見極める展開となりそうだ。

 イエレンFRB議長は利上げを決定した昨年12月16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合後に行われた記者会見で、経済活動見通しや労働市場に対するリスクは安定しているとの見方を示した。

 また、低水準のインフレ率は一時要因によるものであり、この要因がなくなることでインフレ圧力は高まっていくと指摘している。イエレンFRB議長の証言内容が3月を含めて今年4回の利上げの蓋然性を高めるものであれば、リスク選好的なドル買いが優勢となりそうだ。

 なお、11日(木)には上院での証言も予定されている。基本的には上院での証言内容と同じものになるが、質疑応答の内容次第では金融市場に影響が及ぶ可能性があるので注意したい。

【米1月小売売上高】(12日発表予定)
 市場予想は前月比+0.1%で12月実績の-0.1%との比較で改善が予想されている。想定内であれドル買いに振れやすい見通し。ただ、予想に反して前月比マイナスとなった場合、3月の追加利上げやその後の利上げペースが鈍化するとの見方が広がり、ドル売りがやや強まる可能性がある。

 2月8日-12日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

トピックス

イベント出演辞退を連発している米倉涼子。
「一体何があったんだ…」米倉涼子、相次ぐイベント出演“ドタキャン”に業界関係者が困惑
NEWSポストセブン
“CS不要論”を一蹴した藤川球児監督だが…
【クライマックスシリーズは必要か?】阪神・藤川球児監督は「絶対にやったほうがいい」と自信満々でもレジェンドOBが危惧する不安要素「短期決戦はわからへんよ」
週刊ポスト
「LUNA SEA」のドラマー・真矢、妻の元モー娘。・石黒彩(Instagramより)
《大腸がんと脳腫瘍公表》「痩せた…」「顔認証でスマホを開くのも大変みたい」LUNA SEA真矢の実兄が明かした“病状”と元モー娘。妻・石黒彩からの“気丈な言葉”
NEWSポストセブン
世界陸上を観戦する佳子さまと悠仁さま(2025年9月、撮影/JMPA)
《おふたりでの公務は6年ぶり》佳子さまと悠仁さまが世界陸上をご観戦、走り高跳びや400m競走に大興奮 手拍子でエールを送られる場面も 
女性セブン
起死回生の一手となるか(市川猿之助。写真/共同通信社)
「骨董品コレクションも売りに出し…」収入が断たれ苦境が続く市川猿之助、起死回生の一手となりうる「新作歌舞伎」構想 自宅で脚本執筆中か
週刊ポスト
インタビュー時の町さんとアップデート前の町さん(右は本人提供)
《“整形告白”でXが炎上》「お金ないなら垢抜け無理!」ミス日本大学法学部2024グランプリ獲得の女子大生が明かした投稿の意図
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ハワイ別荘・泥沼訴訟を深堀り》大谷翔平が真美子さんと娘をめぐって“許せなかった一線”…原告の日本人女性は「(大谷サイドが)不法に妨害した」と主張
NEWSポストセブン
須藤被告(左)と野崎さん(右)
《紀州のドン・ファンの遺言書》元妻が「約6億5000万円ゲット」の可能性…「ゴム手袋をつけて初夜」法廷で主張されていた野崎さんとの“異様な関係性”
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)の“過激バスツアー”に批判殺到 大学フェミニスト協会は「企画に参加し、支持する全員に反対」
NEWSポストセブン
どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン