芸能

三田佳子 76才まで歌い続けた伝説の歌手役は「天命…」

ソプラノ歌手・ジェンキンスを演じる三田佳子

 ブロードウェイのトニー賞ノミネート(最優秀女優賞)作品『スーベニア SOUVENIR ~騒音の歌姫~』の製作記者発表会が行われ、主演の三田佳子ほか、出演者の京本大我(SixTONES)、菊地美香、池田努、ジェロが登場。

 作品は、100年前のフランスで、46才にして歌い手として人生に目覚め、76才まで歌い続けた歌手・フローレンス・フォスター・ジェンキンスを描くもの。「音痴」として知られているが、亡くなる1ヶ月前にニューヨークのカーネギーホールを満席にしたという伝説を持つ。

 三田はこの役については、「天命だと思ってやらせていただく」と語った。作中では、74才の三田がマネジャー役の21才の京本とキスをするシーンも。三田は京本のことを「お人形さんみたい」と絶賛。京本は「がむしゃらにやる」と意気込みを語った。

 なお、ジェロは公演ごとに名曲を披露する「ストーリーソングステラー」として登場。発表会には来なかったが、ほかにもストーリーソングステラーとしては、相川七瀬、因幡晃、木根尚登、Chage、ばんばひろふみら豪華アーティストが登場する。

 東京公演はBunkamuraシアターコクーンで2月19日から3月6日までで、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて3月9日から10日まで。なお、同作の映画版『偉大なるマルグリット』が2月末に上映される。

撮影■高柳茂

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