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養母から15億円を相続した芸人「相続の大変さ伝えたい」

養母から15億円相続した芸人・前田けゑ

 血縁関係のない養母から15億円を相続したという、なんともレアな経歴で話題のカスタネット芸人・前田けゑ(33才)。いったい、どんな経緯で大金を手にしたのだろうか? 本人に話を訊いた。

──15億円という遺産を相続したということですが、どういった経緯だったんでしょうか?

前田:母方のおばあちゃんは大阪に住んでるんですけど、すごく友達が多くて、小さい頃からよくぼくを連れていろんなお友達とご飯を食べに行ったりしてたんですよ。で、ある日、「名古屋の知り合いがいるから会ってみない?」っていう感じで紹介されて、よく知らないおばあちゃんの友達とご飯を食べることもよくあったから、「うんわかった」って気軽にOKしたら、すごく気に入られちゃいまして。で、その人は女性で名古屋の地主さんだったんですけど、なぜだか養子になってほしいって言われるようになったんです。

──すぐ養子になったんですか?

前田:いや、当時ぼくは売れないミュージシャンだったから「絶対に無理です」って一回断りました。その後も名古屋に行って挨拶くらいはしていたんですが、色々考えてみたら、今の自分は全然人のためになってないなって思って、それに「あんなに養子になってほしいって頼んでいるのに断るのは酷いんじゃないか?」って考えたら、OKしたほうがいいのかなって思うようになったんです。

 でも、「名古屋に住むのは嫌だな」とか「芸能活動も続けて行きたいし…」と思ってたので、名古屋のおばあちゃんに話をしてみたら、「好きなことをやっていいよ、月に1回名古屋に来てくれればいいんだよ。あとは、お墓を守ってくれれば問題ないよ」って言うんですよ。なるほど、月1で名古屋に通えばいいのかっていうことで25才のときに養子になる決断をしました。後日、母親に相談したら怒られましたね。でも、ぼくが「決めたら絶対」という性格ということも母親はわかっているので、許してくれました。

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