ライフ

美容室の洗髪で「かゆいところ」答える人はどれくらいいる?

美容室の洗髪で「〇〇がかゆいです」と言う人いる?(Ph:Thinkstock by GettyImages)

 美容室で髪を切ってもらっていると、何のためにあるの?と疑問が浮かぶサービスが何かとある。そうは言っても、美容室で美容師さんにはなかなか質問しにくいもの。そこで、サービスに関する素朴な疑問について、美容師歴20年以上、『六本木美容室 白金店』店長の町田ゆきさんに答えてもらった。

【洗髪後やカット後に手渡されるホットタオル。これは何のため?】
 
 タオルは、男性に渡されることが多いようだ。六本木美容室白金店でも、男性にしか渡していないという。いったい、なぜ?

「女性と違って、男性は髪が短いかたが多いので、短い髪の毛が顔につくことがあるのでそれを拭き取ってもらうためのものです。当店では、カットして髪を乾かしてから、最後にホットタオルを渡しています。顔を拭くかたもいますし、首をシェービングすると毛が残ることがあるので首を拭くかたもいます」

 女性は化粧をしていて顔を拭けないなどの理由もあり、タオルは渡していないそう。

【洗髪の時「かゆいところはありませんか?」で「ある」と答える人いる?】

 なかなか「〇〇がかゆくて…」とは言いにくいものだが、やはり「ある」と答える人は少ないようだ。

「1割くらいでしょうか。年配のかたが、比較的多いかもしれません。頭皮の感覚が鈍くなっていて、軽く洗うのでは物足りないかたもいるでしょうし、長年、同じ美容院に通って美容師と仲良くなって、かゆいと言いやすくなるというかたもいると思います。初めての美容院ではなかなか言いづらいのかもしれないですね」

 なぜ「かゆいところがあるか?」と尋ねるかというと、地肌を洗う中で血行がよくなり、かゆみを感じる場合があるからだそうだ。

【客の目の前に置く雑誌は、何を基準に選んでるの?】

 初めての美容室で席に座ると、あまり興味のない雑誌を置かれることも多いが…。 

「ドレッサーの前に置く雑誌は、常連のお客さんには好みを覚えておいて、次回も同じジャンルの物を出します。初めてのお客さんには、服装や年齢を見て、あえて“ちょっと若め”のターゲットの雑誌を出すようにしています」

 ただ、客が席に座ってからは「読みたい雑誌ありますか?」と聞くようにしているという。ちなみに、店に置く雑誌は“雑誌係”がいて、客の声などを反映しながら選んでいるそうだ。

【ハサミは美容師さんの自前ってホント?】

関連記事

トピックス

山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
「とにかく献金しなければと…」「ここに安倍首相が来ているかも」山上徹也被告の母親の証言に見られた“統一教会の色濃い影響”、本人は「時折、眉間にシワを寄せて…」【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン