ライフ

女性も若い男子が好き 植松晃士氏がオバロリ隊を語る

 世の中のオバさんたちに健康かつ美しく生きていくために、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがアドバイス。今回は“自分の息子世代か、それよりさらに若い男子”を応援するオバさまがた、“オバロリ隊”ついて語ります。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう!

 突然ですが、“オバロリ”をご存じですか? ロリとはロリータファッションの略で、過剰なフリルやレースをあしらったドレスなど、少女趣味な服装(コスプレ)を好む女性のことです。

 1980年代に大きなブームを迎えたのですが、その時、少女だったかたも、今や50代になり、オバロリと呼ばれるようになりました。個人的にはロリータ服が似合うのは10代までだと思いますが、実際、今のロリータ界でも20代はオバさんと見られていて、20代後半ともなれば、オバロリなのだそう。

 なぜなら、明るい色の髪もファンデーション濃いめのメイクも、ロリータファッションは、老けを哀しいほど、強調させてしまいます。できれば20代になったら娑婆(普通の世界)に戻って、大人の魅力を見せてほしい。ましてや、40代、50代の女性は…。

 と、前置きが少々長くなりましたが、今回、私が注目しているオバロリは、ファッションの話ではありません。

 ここ10年前くらいの頃からでしょうか? アラフィフのマダムたちが堂々と、「私、◯◯が好き」と口にできるようになったのは。今や若い男性アイドルグループのコンサートでは、女子高生の数に迫る勢いで、オバさんたちの黒っぽい群れがうごめいています。

 思い出していただきたいのは、10年か20年、いえ、もう少し前。女子高生などを好む男性を「いやね、ロリコンって」と蔑むような目で見ていませんでした?

 数年前なら、AKB48を応援するオジさんたちも、女性からは少し不思議な目で見られていたものです。

関連記事

トピックス

エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
昨秋からはオーストラリアを拠点に練習を重ねてきた池江璃花子(時事通信フォト)
【パリ五輪でのメダル獲得に向けて】池江璃花子、オーストラリア生活を支える相方は元“長友佑都の専属シェフ”
週刊ポスト
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
乱戦の東京15区補選を制した酒井菜摘候補(撮影:小川裕夫)
東京15区で注目を浴びた選挙「妨害」 果たして、公職選挙法改正で取り締まるべきなのか
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
NEWSポストセブン