それが今やどうでしょう? ざっと名前を挙げてみても、坂口健太郎くん(24才)、山崎賢人くん(21才)、桐山照史くん(26才)、野村周平くん(22才)、福士蒼汰くん(22才)、菅田将暉くん(23才)、竹内涼真くん(22才)。オバさまがたに人気な俳優さんの多くが20代前半なんです。
つまり、ロリータ(ちょっと年齢の幅を広げて、若いコたちのこと)が好きなのは、男性だけではなく、女性もということ。
今、旬を迎えている彼らに共通するのは、何といっても際立つ清潔感です。色が白くて、体臭も薄そうな感じで、つるっときれいです。奇抜なファッションだったり妙なロン毛など、悪目立ちしそうな要素もありません。いかにも家族の愛情を一身に浴びて育ったおぼっちゃまのイメージですね。
つまり、日焼けした肌に筋肉ムキムキのボディー、彫りの深い、いわゆる濃い系の顔立ちはNGなのです。
私はこのように、“自分の息子世代か、それよりさらに若い男子”を応援するオバさまがたを総称し、オバロリ隊と呼んでおります。
周囲には、彼らの画像を慣れない手つきでダウンロードしたり、携帯電話の待ち受け画面に設定したりと、かわいらしくも一生懸命なマダムが大勢います。もちろん私もご多分にもれず、朝ドラ『あさが来た』に出演している桐山照史くんを応援しています。
何才になっても、「この人、素敵」と思う気持ちは、若さを保つ源泉ですものね。
だからこそいいたい。その力をご自分を美しく保つ情熱にも向けていただきたいと。たとえばヘアカラーをマメにするとか、トリートメントをしてみるとか。恋する乙女の情熱を、ご自分を輝かせる光にしてください。
オバさん、万歳!
※女性セブン2016年3月24日号