とはいえ、去年と同じ柄物を着ても新しくは見えないので、あえておすすめするならば、ストライプでしょうか。ボーダーは比較的にどなたでも似合うのですが、実は大きな落とし穴があるんです。

 ボーダーのイメージって、家庭用洗剤のCMに象徴されるような、清潔感とかカジュアル感、素朴さにあります。具体的には優しいママを連想させるような爽やかさ。優しいママは確かに素敵なのですが、実際に「ママ」と呼ばれていたのは、正直言って、結構遠い昔のお話です。

 ラガーシャツを思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、ボーダーってそもそもすごく健康的でスポーティー、男前なアイテムなんです。

 ボーダーのカットソーにチノパンを合わせたようなスタイルは、“公園デビュー”を飾った時代、ママ友さんたちからの好感度を上げるためには役に立ったのでしょうが、マダムな世代には、今さらなコーディネートでしょう。

 ですからマダムがボーダーを取り入れるなら、3色以上のマルチカラーやランダムな幅のもの。プレーンなタイプのボーダーなら、ジャケットやスプリングコートのインナーとして活用するのが正解。つまり、“エレガント仕様のボーダー”にすべきなんです。

 一方、ストライプは、ボーダーと比較するとグッとシャープで知的な印象になります。2時間ドラマで事件を解決する人はたいてい、シャツを着ているでしょ? ストライプでなくても、襟の付いたもの全般、つまりシャツやラウンドカラー(丸襟)、ボウタイのブラウスも◎。襟があると首のしわが隠れるし、顔の表情が明るく見えますよ。この春はハイネックをシャツやブラウスにチェンジして、若々しく着映えましょう!

 オバさん、万歳!

※女性セブン2016年3月31・4月7日号

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
殺人容疑にかけられている齋藤純容疑者。新たにわかった”猟奇的”犯行動機とは──(写真右:時事通信フォト)
〈何となくみんなに会うのが嫌だった〉頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の知られざる素顔と“おじいちゃんっ子だった”容疑者の祖父へ直撃取材「ああ、そのことですか……」
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
新キャストとして登場して存在感を放つ妻夫木聡(時事通信フォト)
『あんぱん』で朝ドラ初出演・妻夫木聡は今田美桜の“兄貴分” 宝くじCMから始まった絆、プライベートで食事も
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン