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美容整形医のスタッフ「お金持ちの中国人韓国人が増加」

 美容整形の世界で、もっとも忙しいのが春。新年度のはじめということで、進学や就職、転勤など環境が変わるタイミングであれば、美容整形をしても人にバレにくいという気持ちが働くのだという。

 この季節、美容整形クリニックのスタッフは、朝から晩まで昼食をとる暇もない。1か月で500人という来院患者や問い合わせを右から左へとこなしていく。技術や知識はもちろん、なにより求められるのは「秘密厳守」。

 4月中旬、4人のスタッフ(A子・44才、B美・39才、C香・28才、D子・48才)が集まった。春、それぞれのクリニックで垣間見た“仰天のカルテ”を彼女たちが初めて明かした──。

C香:4月って本当に忙しい。予約の電話もいっぱいだし、お得意様ですら時間がとりにくいんです。

B美:うちもそう。でも3月はもっと忙しいでしょ? やっぱり環境が変わるこの時期に駆け込むのね。そうそうお金持ちの中国人や韓国人、台湾からのお客様が多くって。

C香:通常は1人当たり20万~30万円という人が多いけど、100万円、200万円を現金で払うのでドキドキしちゃいます。最近は40~50代女性の股間の相談が多いんですよね。

A子・B美:多い!

A子:わきや手足のむだ毛じゃなくて、下の毛とかね。

D子:ほら、プールに通ったりするからね。加齢とともに陰毛も量は少なくなるし、白髪も目立つでしょ。夫にどう思われてもいいのよ、別に。でも子育てが一段落して女友達と温泉やプールに行く機会が増えると、急に気になるのね。“性器がうっすら見えてしまうんじゃないか心配”だと、この前、植毛をした60代の女性がいたわ。

B美:もったいない。ツルツルにしたい若い子は多いのに。でも50半ばを超えた世代はツルツルに抵抗あるみたい。人それぞれですね。

D子:植毛ではなくて、ヒアルロン酸を大陰唇に注入することもあるわね。やっぱりゴルフのお風呂で見られると気になるからっていう60代後半の女性だったかな。黒ずんだ小陰唇が隠れるし、ふっくらハリが出て、色もキレイに見えるから。

A子:“アソコの若返り”を希望する人は本当に増えている。“腟サーマクール”って本当によく質問されますもん。多いのは産後の女性。どこをお直ししたいの!?っていう美人だったんだけど、夫が産後求めてこないのが気になって…って。

C香:彼からユルいっていわれて来たっていう20代女性もいましたよ。別に実際はユルすぎるわけではなかったんですけど…。いったいどういう男だよ、何人体験してるんだよ、と思ったけど彼女からすれば深刻ですよね。

B美:でも、腟サーマクールはいいですよね、私受けました。20分くらいで簡単なの。腟に棒状の器具を入れて高周波のレーザーを当てるの。腟内のコラーゲン量がアップしていって、プルプルになるというか締まりがよくなる。夫からも一応“変わったね”と言われたけど(笑い)。

D子:“腟サーマクール”30~40代が圧倒的に多いわね。半年ごとに2~3回行うと効果的なんだけど…。

C香:それに比べるとお胸の悩みは世代関係なく20~70代までみなさんいらっしゃいますよね。この間は、70代のおばあちゃんに豊胸手術しました。久しぶりにパーティーがあって洋装するから、と。

※女性セブン2016年5月12・19日号

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