行楽の季節ということで、何かと出費が多いゴールデンウイーク。しかし、そのGW明けは家電を買うチャンスだという。特に値段の上下動が激しいのが炊飯器や電子レンジ。家電コーディネーターの戸井田園子さんは「5月が買い!」と言う。
「炊飯器に関しては、メーカー各社、秋に新米が出る前の6~8月にニューモデルを出します。ですから5月頃から価格は下がり始めるんです。
電子レンジもメーカーの同じ調理家電チームが開発していることが多く、ほぼ同時期に発売されます。したがって、5月あたりから値下がりし、家電量販店では新モデルと比べて50%ほど値下がりするものも出てきます。6~7月に入ると旧モデルは品薄になってくるので、好きな商品が選びにくくなります」
一方、洗濯物が増える夏は洗濯機能に特化したタテ型式の新モデルが発売される。そのため、5月頃になると旧モデルが下がり始め、最大で50%オフの商品も店頭に並ぶのだとか。
「旧モデルといっても大きく性能が変わらないものも多々あります。気に入ったデザインや突出した機能でなければ、旧モデルでも充分な役割を果たしますから、おすすめですよ」(戸井田さん)
冷房も暖房も不要なこの時期は、エアコンも値下がりしやすいと言うのはファイナンシャルプランナーの花輪陽子さん。
「底値で買えることもあるので、こまめに店頭でチェックしましょう」(花輪さん)
旧モデルであれば50%オフになることもあるというから、この機にぜひ。
※女性セブン2016年5月12・19日号