芸能

解散回避も確執続くSMAP 修復のカギは草なぎ剛か

初夏には『SMAP×SMAP』の特番も

「解散なんて冗談じゃない。はっきりしときますよ。絶対にない」――年初の日本列島を騒然とさせたSMAPの解散騒動から早4か月。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が、騒動以来初めて公に口を開いた。

 さらに、来る9月9日にデビュー25周年を迎えるSMAP。「開催は未定」と報じられていた記念ツアーについてもジャニー氏はこう明言した。

「盛大にやるべきです。萎縮したり周りに遠慮したりする必要はない。彼らは“オレたち、もういいよ”と言うと思うけど、やらなきゃいけない」

 解散を回避したSMAPだが、最大の問題は、社長でも事務所でもなく、肝心のメンバー間の溝にある。

 特に、独立騒動時に、1人だけ事務所残留を決めた木村と他4人のメンバーの確執はいまだ根深いとされており、4月末、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録ではこんな光景が見られたという。

「リハーサル中、カメラテストをかねて3曲ほど歌い終えると、中居さん、草なぎさん、香取さんがさっと控え室に戻り、木村さんだけがステージに取り残されていました。稲垣さんはセット裏でスタッフと雑談していましたけど…。メンバー間の会話は一切ありませんでした。今までずっと一緒だった稲垣さんと草なぎさんの楽屋が別々になっていたのも気になりました」(テレビ関係者)

 初夏に放送予定だという同番組の特番収録でも異常事態が起きていた。

「特番ではメンバー5人がそれぞれの企画でロケや撮影をしますが、木村さんだけ“4人とは別の撮影クルーと組みたい”と主張して、現場が困惑しているんです。主演ドラマ『HERO』で一緒だった気の合うスタッフを希望しているようです」(前出・テレビ関係者)

 番組の打ち切り説も根強く、撮影現場の空気を前に「もう限界」という関係者の声はよく聞かれる。

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