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しなびた大根、トマト、ほうれん草、なすを復活させる方法

しなびた野菜を復活させるワザとは?

 年間で約800万トンもの食品ロスがある日本。思い浮かぶのは、賞味期限切れ商品の廃棄やレストランでの食べ残しだが、平成24年の厚生労働省調べによると、事業系廃棄物の食品ロスは331万トン。一方ほぼ同量の312万トンものゴミが、家庭から捨てられている! まだ食べられるものを鮮度が落ちたという理由で捨てているのなら、地球にも家計にもやさしくない行為。「まだ食べられる」をきちんと見極め、食べきるための復活ワザを知っておこう。

 まず大根は、しなびたら水につけておく。冷蔵庫に入れたまま、4~5日放置していた大根がしなびているのは、水分が抜けて乾燥してしまったのが原因。復活させるには、大根を輪切りにして、かぶるくらいたっぷりの水につけ、冷蔵庫に3~5時間入れておく。または、食べやすい大きさに切り、浅漬けの素や薄めたポン酢などに漬ければ、即席の漬けものとして楽しめる。

 葉が黄色や茶色に変色してしまったら、その部分は、えぐみが強くて筋っぽいので切り落とす。皮に黒い斑点が出てきても、皮をむいて、内側に変色がなければOK。ブヨブヨするほど軟らかく、断面にカビがあったり、異臭がするようなら廃棄を。

 しわしわのトマトも水で復活する。にんじん、れんこんなどの根野菜だけでなく、しわしわのトマトも水に3~5時間つければ復活できるのだ(まだ大丈夫かどうかの判断は、大根と同じ)。

 そして、ほうれん草など、しなびた葉野菜は、冷水に約30分つけておく。しなびたほうれん草は、根元の先を切り落とし、冷水か氷水に約30分つけておく。ただし、葉野菜は1時間以上つけておくと、再びしんなりしてしまうので注意を。小松菜などの葉野菜や白菜、キャベツなどにも応用可。軽くしなびている程度なら、50度の湯に5分ほどつけておくと即効で復活する。

 葉が黄色や茶色に変色してしまったら、その部分は、えぐみが強くて筋っぽいので切り落とす。ぬるぬるしていたり、溶けてしまっている場合は、傷んで雑菌が繁殖しているため、食べられない。必ず廃棄を。

 水でハリが戻ったなすに黒いポツポツが出たらどうする? 皮にしわがよったなすは、ヘタと先端を切り落として水につけておけば、皮のしわがなくなり、ハリが戻ってくる。なすの切り口に黒いポツポツができていても食べられる。10度前後で保存すると、皮が褐色になることがある。新聞紙に包んで冷やしすぎないようにし、野菜室で保存を。

※女性セブン2016年6月2日号

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