令和最強のグラビア女王・えなこ
雑誌の表紙でほほえむ彼女を、日本の人々は何度目撃してきたのだろうか。2022年からカバーガール大賞を2年連続で受賞。その後、改称されたトップカバーアワード2023ではコミック部門賞を受賞。同2024では総合大賞に輝いた。十数誌の表紙を飾る「夏の表紙ジャックキャンペーン」は5回目を迎え、夏の風物詩となっている。求められつづけるのは、彼女に「何度でも見たい」と思わせる何かがあるから。新創刊のグラビアムック「PARADE(パレード)」でカバーガールを務め、巻頭20ページ超のグラビアにも出演したえなこが、同誌の撮影後に「雑誌の表紙を飾ること」への思いを語った。
──お疲れ様でした! 今日の撮影はいかがでしたか?
いつものグラビアではやらないような、フェティシズム的なテーマの衣装でした。普段撮らないような表情やポーズばかりで。グラビアだけどアートのような、不思議な撮影でした。
──創刊号の巻頭なので、今後のPARADEを方向づけるグラビアになると思います。
えー! 責任重大(笑)。
──えなこさんは今年3月に、1年間で表紙を飾った回数が最も多い人を表彰する、トップカバーアワード2024の総合大賞を受賞されました。昨年、約60誌の顔となったえなこさんにとって、「雑誌の表紙を飾ること」は当たり前のことかもしれませんが、実際にコンビニで自分が表紙に載っている雑誌が並んでいるのを見ると、どういう気持ちになるんですか?