ライフ

元バックパッカーの美人女医 「救命と旅は似ています」

救急救命科の中島侑子先生

 本誌で好評連載中の「美人女医 秘密のカルテ」が記念すべき400回を迎えた。そこで、これまで特に人気の高かった“キレイすぎる”女医を紹介しよう。

 長野県の総合病院で心筋梗塞、脳梗塞など、救急対応が必要な患者の治療を担当しているのは、救急救命科の中島侑子先生(33)。

──前回登場時は、3年間で52か国を回る世界一周の旅から戻り、救急医になる準備をしていましたね。

「東京の総合病院で救急を一から学びました。1分1秒の遅れが生死を左右するような患者さんを前に、力不足を痛感する日々でした。

 その1年半後、医療器材が揃っていない状態でも救命できる医師になりたいと、沖縄の病院に移りました。離島へはヘリで向かいますが、患者さんの年齢も性別も不明なこともあり、頼れる同僚も機器もない中での治療は本当にプレッシャーでした」

──今は新たな挑戦を始めたとか。

「長野に移り、救急医がいなかった病院で救急救命科の立ち上げを行なっています」

──それらの経験をまとめた書籍『医者のたまご、世界を転がる。』を5月に出版。

「救命と旅は似ています。どちらも、どんな時も取り乱さずに冷静な判断ができる度胸、トラブル時の交渉力、忍耐力、コミュニケーション能力などが必要。旅行の経験が仕事に活かされてますね」

●撮影/渡辺達生

※週刊ポスト2016年6月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
3大会連続の五輪出場
【闘病を乗り越えてパリ五輪出場決定】池江璃花子、強くなるために決断した“母の支え”との別れ
女性セブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン