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2016.06.12 16:00  女性セブン

櫻井よしこ氏「取材対象から圧力があったら戦えばよい」

 高市早苗総務大臣のテレビ番組に対する「電波停止がありうる」という発言と、各番組で相次いだ政権に対して否定的とされるキャスターの降板により、テレビ報道のあり方が問われている。『NNNきょうの出来事』(日本テレビ系)などのキャスターを務めた櫻井よしこさんは、こうした報道現場の状況に対してどのような思いを抱いているのだろうか。

 * * *
 取材して、事実とわかったことを報じるのがニュース番組です。たとえ製薬会社がその番組のスポンサーになっていたとしても、その製薬会社の不正が明らかになった場合は批判します。

 但し、お金をもらいながら批判するのは仁義に反しますので、その報道の日のスポンサーから外した上で報じます。

 そのあたりはみな心得ていて、テレビ局は戦う態勢ができています。どの企業に対しても、また、政府に対しても同じです。

 そういう姿勢ですから、相手から圧力があると感じる人もいるかもしれません。ただ、「圧力があった」と弱音を吐くより、戦えばいい。態勢は整っているのですから。

 それにしても、圧力というのはどの程度のものなのでしょうか。たとえば中国では体制に批判的なことを書くと逮捕され拷問されたりします。新聞社や出版社などは閉鎖に追い込まれます。

 しかし、日本でそんなことがあったでしょうか。

 そもそも、ジャーナリストというのは取材を通して事実への道を切り開いていく職業です。報じたことが万人に支持されるわけでもありません。批判する人もいます。まず、批判にはきちんと耳を傾け、批判が正しくなければ無視すればいい。

 自分の方が正しくなければ、取材や伝え方のどこが悪かったかを検証して正しい事実を提示すればいいのです。

※女性セブン2016年6月23日号

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