スポーツ

大谷翔平MLB流出阻止に江本氏「国民栄誉賞か人間国宝に」

大谷流出阻止のために江本孟紀氏が大胆提言

 投げては163km、打っては17試合連続安打──まるで漫画の主人公のような活躍ぶりで、いよいよ北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平のメジャー移籍が現実味を帯びてきた。彼が世界最高峰のメジャーで戦う姿は見てみたいが、彼が抜ければ日本プロ野球界の空洞化は益々進んでしまう。高校時代からメジャー志望の強かった大谷を、長期にわたり日本に留めることなどできるのだろうか。日ハムOBでメジャー中継解説者として知られる高橋直樹氏はこういう。

「メジャーでは酷使されるし、打者が慣れれば3年目には打たれ出すのが常。日ハムが過去の例から、メジャー挑戦よりも日本で二刀流の記録を塗り替えろと説得していくしかない」

 さらには、こんなウルトラCを唱える人も。野球評論家の江本孟紀氏だ。

「NPBがポスティングを廃止し、FAだけにすれば早期の流出は阻止できる。本人の気持ちを動かすことが重要だから、国民栄誉賞をあげるとか、人間国宝にでもして、祀りあげられれば、さすがに移籍は躊躇するでしょう」

 人間国宝は、文部科学大臣が指定した重要無形文化財(演劇、音楽、工芸技術、その他)の技術保持者として認定された人物だ。過去にスポーツ選手が認定された例はないが、 「スポーツ選手が認定されないという規定はありません」(文部科学省担当者)というから、大谷がその第1号になる可能性はゼロではない。早期のメジャー挑戦は待ってほしい──これが多くのプロ野球ファンの本音だ。

※週刊ポスト2016年6月24日号

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の判決は執行猶予付きに(画像はイメージ、Getty)
「何もついてない、まっさらな状態で抱きしめたかった」呼吸器に繋がれた医療的ケア児の娘(7)を殺害した母(45)が語った「犯行時の心情」【執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト