芸能

謎の美女・祥子 まずは正体を母に伝え1年後に父に伝えた

「ヌードには抵抗がなかった」と語る祥子

『週刊ポスト』のグラビアに“謎の美女”として登場すると謎が謎を呼び、一躍、有名となった祥子――現在は映画、ドラマ、バラエティー、グラビアと幅広い分野で活躍している。そんな彼女の謎に迫る。

「当時は、謎の美女が私だってことは誰にも言えなくて。自分なんですけど、自分じゃないみたいな不思議な感じでした」

 こう話す祥子は、2014年3月より約1年間、『週刊ポスト』の『新・謎の美女』シリーズに登場。ミステリアスな部分が話題となり一気に注目を集めた。このグラビア撮影ではヌードにも挑戦した。

「ヌードには抵抗がなかったです。ラストチャンスだと思って挑戦しましたし、見せられる体を準備しました。いい体がこの世に残るんだったら、全然惜しくなかったですね」(祥子・以下「」内同)

 誰にも正体を明かせなかったため、もちろん両親にも秘密にしていた。しかし、伝えていないのはまずいだろうと思い、まず母親に“謎の美女”が自分であることを伝え、理解してもらえた。その後、1年間やり遂げた後に、父親にもカミングアウト。その時、父は無言だったが父なりに整理してから、「がんばりなさい」と後押しを受けた。

「友達にも私から言ってなかったので、ウソツキだよねって言われました(笑い)。本当ごめんねって感じです」

 連載が終わると、“謎の美女”としてテレビの露出が増えた。写真では謎の部分を出すため、陰のイメージを出していた祥子だったので、共演した人たちから、驚きの声をかけられるという。

「思ったより明るいんだね、思ったより笑うんだねって言われますね。意外と普通なんですよ(笑い)」

 こう笑う彼女を取材すると、たしかに“普通の美女”だということがわかった。マッサージのオイルや化粧水は高いものではなく、安くてお気に入りの物を買う。

「だって、高いものだと出しすぎちゃってもったいない!とかあるじゃないですか(笑い)」

 本当は明るくて、自然体。もう謎の部分はないのだろうか?

「1年間話せなかった分、急激に話してしまったので、謎の部分が今はもうないんです(笑い)」

 そう満面の笑みを見せる祥子。謎の部分にも惹かれるが、ありのままの姿はもっと美しかった――。

【祥子(しょうこ)】
1985年熊本県出身。2014年3月より週刊ポスト『新・謎の美女』としてブレーク。2015年には映画『D坂の殺人事件』で映画初主演。レギュラーはTOKYO MX『バラいろダンディ』など。

撮影■平野哲郎

※女性セブン2016年7月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン