ライフ

ゴキブリの卵に殺虫剤は効かない 殻ごと潰すのが確実

ゴキブリの卵を放置すると一気に30匹以上が…

 ゴキブリが活発に動く季節がやってきたが、さて、ゴキブリの卵を見たことがあるだろうか?

「クロゴキブリの場合、小豆くらいの大きさで、段ボールなどに産みつけられているケースが多いんです。それも粘着物質でしっかり固定されているので、はがすのは大変。割りばしなどで削るようにして取るか、段ボールなら、その部分ごと切り取って捨てた方がいいでしょう。チャバネゴキブリの場合は、孵化する寸前までメスがお尻にくっつけており、急いで逃げる時、切り離すことも」

 こう語るのは、ライオン薬品第2研究所の児玉達治さん。卵は「卵鞘」という、がまぐち形の鞘の中に入っており、その数、クロゴキブリで20~30個、チャバネゴキブリは30~40個にのぼる。

 卵鞘を見つけたらそこから幼虫が孵化してくる前に即刻処分しなければ、一気に30匹以上住みつくことになる。よく、“ゴキブリ(メス)1匹見つけたら、30匹はいると思え”というが、これはあながち間違いではない。

「卵鞘に殺虫剤をかけても殻の中まで浸透しません。退治するには、卵鞘ごと潰すのが確実です」(児玉さん)

 そうしてみると、ゴキブリ本体より、卵の方が始末が悪いかも!?

※女性セブン2016年7月21日号

関連キーワード

トピックス

生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
新宿・歌舞伎町で若者が集う「トー横」
虐待死の事例に「自死」追加で見えてきた“こどもの苛烈な環境” トー横の少女が経験した「父親からの虐待」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン