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【ドル円週間見通し】欧米・アジア株高続けば1ドル107円超

○(米)6月住宅着工件数 19日(火)午後9時30分発表予定
・予想は117万戸
 参考となる5月実績は116.4万戸だった。着工件数は市場予想をやや上回ったが、この水準からさらなる増加は期待できない状況。着工件数の先行指標となる5月住宅建設許可件数は113.6万戸。4月実績を若干上回っているものの、今後数カ月は着工件数が大幅に増える余地はないとみられている。

○(米)6月建設許可件数 19日(火)午後9時30分発表予定
・予想は115万戸
 参考となる5月実績は113.6万戸だった。米国経済は緩やかに拡大しており、雇用情勢は悪化していないが、住宅市況の大幅な改善は期待できない。中古住宅販売は順調だが、住宅建設許可件数が継続的に増える状況ではないとみられる。

○(欧)欧州中央銀行が金融政策発表 21日(木)午後8時45分発表予定
・予想は、金融政策の現状維持
 前回6月2日の理事会では、英国が欧州連合(EU)から離脱を決めた場合、ユーロ圏に著しいマイナスの影響が及び、成長見通しを悪化させるとの懸念が共有されていた。ただし、現時点で金融不安や信用収縮が拡大する懸念はないことから、今回の理事会では金融政策の現状維持が決定される見込み。ただし、ユーロ圏のインフレ見通しが短期間で改善される見込みはないだけに、将来的な追加緩和への思惑が後退する可能性は低いとみられる。

○(米)6月中古住宅販売件数 21日(木)午後11時発表予定
・予想は547万戸
 参考となる5月実績は、553万戸。前月比+1.8%で販売件数は2007年2月以来の高い水準となった。販売件数は増加しており、市場予想とほぼ一致した。販売価格の中央値は前年同月比+4.7%(23.97万ドル)で過去最高となった。6月については5月実績をやや下回る見込みだが、中古住宅市況は好調であり、販売件数は高い水準を維持する見込み。

○日米の主な経済指標の発表予定は、18日(月):(米)5月対米証券投資、21日(木):(米)7月フィラデルフィア連銀製造業指数、22日(金):(米)7月マークイット製造業PMI

【予想レンジ】
・米ドル/円:102円00銭-109円00銭

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